秋の日帰り京都旅行

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12月29日(木曜日)

いよいよ今年も残すところ今日を含め3日間となりました。 皆様にとってはどんな一年だったのでしょうか?

今年最後の投稿は、彩匠の今年一年を締めくくるような、素敵な時間を過ごさせていただいた、恒例の秋の京都日帰り旅行の様子です。

11月17日、18日の二日間、合計で15名の皆さんと一緒に、濃密な時間を過ごすことが出来ました。 行先は・・・「大徳寺さん」で、二つの塔頭にお邪魔して、秋の京都を堪能。 食事は鉢物料理の「泉仙さん」にて精進料理を堪能。 そして今年は、「北出工芸さん」にて、北出与三郎さん直々に様々なお話や作品を見せていただき、更に北出先生直々に参加者一名一名にお見立てをしていただきました!

初日は食事の時間の都合で、午前中北出工芸にお邪魔するのは3名。4名は同時刻、大徳寺散策です。

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一番最初に北出工芸にお邪魔した組は楽しいお話と同時に多くの学びを得たようで、写真には残念ながら写っていませんが、実は北出先生の手をガッチリ握っていましたね。

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今年は大徳寺散策のコーデイネートは、人手が足らない事もあり、いつもお世話になっている蔭山先生にお願いしました。どちらがどちらの世話をしたのかは定かではありませんが、誰と一緒でも楽しく過ごしてくれる生徒さんに感謝です。 大徳寺内「黄梅院さん」と「総見院さん」の特別拝観を楽しんでいただきました。

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そして昼食「泉仙さん」で集合。 お互いどうだったのか、ワイワイと話をしながらのお食事は、楽しくて、美味しくて・・・おなかがいっぱいになりました。

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そして午後からの北出工芸へと期待に胸を膨らませながらの移動です!

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そして、北出先生から、先生の貴重な体験談をお聞きし、又モノづくりの信念を痛いほど感じ、その後先生が一人一人の為に用意しておいてくださった作品を身にまとい、歓声を上げたのは言うまでもありません。

そして二日目 在来線で早朝事故があったらしく、ギュウギュウ詰めの電車に乗って、ちょっとお疲れ気味で、京都にやってきたメンバー。合計7名を3名と4名に割り振り、本日も移動開始です。

二日目午前中に北出工芸にお邪魔したのは、若手3名でした。 若い人にこそ、どんどん着物を着て欲しいのは、呉服の仕事に携わる者なら同じ思いです。北出先生も・・・なんと2枚も選んで頂いていた生徒さんも・・・またこれが本当に似合います!!

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大徳寺散策組は・・・この時すでにおなかがすいていたようで・・・散策を済ませ、門前のお店で名物の大徳寺納豆とお漬物を購入。流石です!

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昼食まで待たしてしまったようで・・・(予定通りではありましたが・・・)やっと合流です。

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とっても静かな食事に、ふきだしてしまったぐらいです! 最後全てのお椀を重ねると、写真のようになります。 精進料理であっても、おなかは結構膨れます!

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そして、昼から北出工芸にお邪魔する4人は期待にわくわくして、午前お邪魔した3人は夢見心地で大徳寺散策へと別れて行きました。

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若手3名は、大徳寺もしっかり堪能したようです。 他の組から、この組だけ写真が多い!!なんて言われてましたが・・・確かに。お茶をしている方がいたので、大徳寺さんは、お茶の総本山。きっと見ごたえあったと思いますよ~!

さあ、最後に北出工芸さんにお邪魔した4人は・・・

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それぞれが、先生のお話から沢山の事に驚いたり、感動したり・・・そして、いつもとは少し違う、それぞれの新しい魅力を引き出してくれる先生直々のお見立ての着物と帯にうっとり。。。 いやいや、正確にはその着物と帯を身に付けた自分の姿にうっとり!!

北出与三郎「着物はわき役、着る人が主役。一人一人の内面の美しさを引き立たせるのが着物と帯の仕事」その言葉通りの作品、そして限られた資料のもとに見立てていただいた、選品眼の凄さ!

二日間、先生のそばで、生徒さんの新しく引き出される魅力を目の当たりにして・・・本当に鳥肌モノでした。

彩匠の私たちの為に、二日間・・・いえいえその何倍も手前から時間と労力と、心を砕いて下さり、本当に本当に感謝しています。 北出工芸の皆様をはじめ、間でずっと気を使い、段取りをして下さった藤原さん、一人一人の時間を大切にするため、大徳寺で二日間皆を案内し続けてくれた、蔭山先生。参加者一人一人から、「素晴らしい時間を、ありがとうございました」と、感謝の言葉が! いつも周りの方々にお力をお貸しいただき、彩匠の催事はなんとか成り立っています。 参加してくれた生徒さんを含め、本当にありがとうございました。

沢山学んだことを、自分の糧にして、一人一人が成長してゆくこと! これが何よりのお礼です。 皆で共に成長してゆきましょう。