2020年 令和2年 新年明けましておめでとうございます

2020年 1月1日(水曜日)
皆さま新年明けましておめでとうございます。 新しい年が、皆さまお一人お一人にとって、よき年となりますよう、お祈り申し上げます。

彩匠学院長 浦山泉よりご挨拶申し上げます。
新年明けましておめでとうございます。 旧年中は皆さまに大変お世話になりまして、ありがとうございました。 お陰さまで、彩匠の皆は一年増すごとに、頼れる仲間になってきています。
取引先の皆さまには、無理なお願いも快く受け止めていただき、「良い物を観る目」と「知識を高める場」をいただいています。又、”彩匠にとって、これから先に何が役に立つのか”いろいろ考え、骨折り、心配りをして頂いている事、まことにありがたく、感謝するばかりです。
毎年の成人式は、彩匠全員で着せ付けに向かいます。 真摯な態度で、日々お稽古に取り組んできた、生徒さん達の協力があって、年々着せ付け会場が増え、今年は8会場となりました。 早朝3時から、途切れる時もなく延々と着せ続けます。その時には、着物を汚さない為の立ち居振る舞い、楽に着せてもらう為の自己防衛となるポイント、振袖の柄に込められている想いと意味、などなどを話し続けながら・・・着物を着せる為には、技術のみならず、いろいろな意味での知識も必要です。
彩匠の年間行事の始まりですね。
現代は、以前と比べて、女性の活動範囲も広くなってきました。家の顔、妻の顔、母親の顔のみではなく、「自分の顔」で参加する場が多くなってきた事と共に、出席する場面も多様化し、その場の空気感に合わせた装いをする事が求められます。 出かける場に合わせた、着物、帯、小物までの合わせを知り、それぞれの個性に合わせた着姿は、出会った人に、着物を着る楽しさを伝えられると思います。
今の知識、技術で満足するのではなく、より上を目指して、取り組んで行こうと思います。今年も一緒に頑張りましょうね。 本年も、どうぞよろしくお願いします。
彩匠学院長 浦山 泉

続きまして、目黒光代からもご挨拶させていただきます。
新年、明けましておめでとうございます。 昨年中は、彩匠に関わる全ての方々に、本当にお世話になりました。心より感謝いたします。歳女であった昨年は、干支のごとく猪突猛進・・・一年て、こんなに早く過ぎるものか!?と驚くほどあっと言う間の一年でした。 日々充実して過ごせていたからでは・・・と思います。 それはひとえに皆様方のご協力あっての事で、本当に感謝しています。
今年一年改めて振り返ると・・・ 結構シビアな一年だったようにも思います。 「義務や責任」について考える事が多い日々でした。 社会全体を見たときにも感じる「権利の主張」や「自分勝手とも思える自己主張」それらは自分の責任や義務を果たしてのち、初めて口に出来るもののはず・・・ 楽して何かを得ようなんて、虫がよすぎる・・・ 当たり前だったはずの事、常識と思っていた事のズレ、いつも頭のどこかで感じながら日々を過ごしていたように思えます。 でも、自分は簡単には変えられず(人を変えようと思うより、自分が変わる方が簡単なんですけどね!)違和感を感じながら過ごしているからこそ、同じ観点でモノを見て、感じて、理解しあえる人々とのつながりには、本当に大きな安心感と喜びと、支えをいただいたと思います。 2,3話せば10解ってもらえる。そんな人の和の中に居られるって、本当に幸せな事です。 その事に感謝しつつ、今年も又頑張ってゆこうと思います。
昨夜ふっと思ったんです。 次に歳女がめぐってきたら、私いくつ? ちょっと発表しませんが、正直驚きました(笑) 次に歳女になった時、いい12年だったと言えるよう、一年一年、一日一日、よい時間を重ねていこうと思います。 自分に正直に、周囲に素直に、いくつになっても「可愛げのある女」でいたいと願い、日々笑顔で過ごして行こうと思います。
どうぞ今年一年 皆さま一緒に、「笑ったり」「泣いたり」時に「怒ったり」しながら、楽しい日々を共に過ごしてまいりましょう! よろしくお願い申し上げます。
彩匠 目黒 光代