お稽古

           

9月3日(水曜日)

こんにちは 変なお天気ですね・・・

子供たちも学校が始まり、お母さんたちは昼食作りから解放されて、ホッとしていますよね・・・ 給食って偉大です!!

さて、わが彩匠ではそれぞれが皆一生懸命にそれぞれのお稽古に励んでいます。 テーブルで講義のお勉強をしているのは”着付け師”のメンバーです。 着付け師は着せるのが仕事ですが、単に着せるだけでなく、TPOに相応しい着せ方やコーデイネートが出来なくてはいけません。その為にはキモノの格合わせやそれにかかわる知識も必要になります。 単純に着せれさえすれば良いというものではないんです。 先生の質問にテンポ良く答えてゆきながら、自分の疑問点を話し合い調べます。 四人が真剣そのもの!! 頼もしい限りです。

続く二人は一級のお稽古と、出産でしばらくお休みしていた着付け師・講師のお稽古です。 お稽古をしばらくお休みしていたKさんは再開4回目かな・・・ 離れていたとはいえさすがです!!  可愛い赤ちゃんを連れてのお稽古は、時々中断はあるものの、思ったよりスムーズです。 だって、抱っこしたい人は沢山いて、赤ちゃんの方が疲れちゃうのでは・・・ 教室の雰囲気もいつもと少し違う感じで楽しいものです。  身に付いた技術ってすごいよね・・・少しぐらいのブランクはあっという間に取り戻せる!! やっぱり技術を身に付けるというのはすごい事です。 何があってもその人自身のものなんですから・・・

一級のお稽古のNちゃんが、入ってくるなり「情報誌にゆかた姿の写真が映ってるんだけど・・・ 何人か”死人”になってる・・・」「誰かちゃんと教えてあげないんだろうか・・・ 本人変だと気づかないのかな? 周りの人も気づかないのかな? 二人友達で写ってるのに、一人はちゃんとしてて、一人が死人になってる・・・ 普通 アレ???って気づくよね・・・」 と悲しそうに見せてくれました。 

彼女の言う”死人”とはキモノのあわせが逆になっていることを言っています。 洋服は女の人と男の人の打ち合わせは逆ですが、キモノは男女はありません。 左の身ごろが上が正解 逆の右の身ごろが上でキモノを着るのは亡くなった方だけです。

見せてもらうと、結構多くいらっしゃいました。 折角ゆかたを着たのに・・・ 自分で頑張って着たのか、着せてもらったのか・・・ほんのちょっと自分で知識を持っていたら、こんな残念なことにはならないんですけどね・・・

知識も技術もそれぞれが、それぞれのレベルで、それぞれの目標に向かってひたすら向上を目指しています。 私も置いていかれない様に頑張らなくては!! 

   

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