観月会の準備!!

 

9月7日(日曜日)

みなさんこんにちは 休日の午後いかがお過ごしでしょうか? 

お昼過ぎには突然雷の大きな音にビックリさせられましたが、雨は降らず・・・ 曇ってはいるもののチラホラと青空も見え・・・ 最近のお天気は??? 何だか訳も無く怖くなったりします。 自然の中で人間てちっぽけだなあ~ なんて感じるこの頃です。

さて、このブログを立ち上げて早いもので約一年が経ちました。 最初の話題は今日の表題と同じ”観月会”についてでした。 一年間つたない私の文章を読んでくださった方々 本当にありがとうございました。 「コメントは出来ないけど、読んでるからね。」 と励ましてくださった皆さんありがとうございました。 見ていてくださる方がいる事 又、感想を伝えていただいて、何度「よっし、頑張ろう!!」と思ったかしれません。 今後ともどうぞよろしくお願いしますね。

 本題のわが彩匠 すっかり恒例になった「秋の夜長の鑑賞会」・・・観月会 今年は更にバージョンアップです!!

 写真を見て、何のキモノか、何の柄か、誰のキモノかわかった方はいらっしゃいますか?  

 人間国宝 「中村勇二郎」さんの 「古代菊」 ・・・ 江戸小紋です。  今年はその中村勇二郎さんの 

江戸小紋のキモノ・・・勇二郎さんの息子さんも見たことが無いといわれたモノ・型が壊れてもう染めることの

出来ないもの等 本当に、貴重極まりないモノばかり。

型紙       ・・・染める前のもの、実際に染めに使用し 擦り切れてもう使用できないもの。

道具       ・・・職人さんが一点一点自分で作り、使用したもの。

そして、それら素晴らしい ”もの” たちに加え、 実際生前に中村勇二郎さんと親交があり、型紙をプレゼントされた経験までお持ちの、勇二郎さんを、その作品を、その生き方を愛する方に、作品についてだけでなく勇二郎さんの人柄までもお話していただこうと思っています。  

 勇二郎作品の膨大なコレクションは、「作品に込めた勇二郎さんの思いを、真に理解してくれる方だけにしか見せることも、譲ることもしない」とのポリシーの元 大切にその方の手元で保管されていました。 当然その場所から出たことは無いそうです。 

 が、何と今回特別に、我が彩匠の観月会の為に、作品をお貸しいただき、それだけでなくお話にも来ていただける事になりました!!   

 実は私、先日お願いにうかがわせていただいたんです。 お会いするまで、私みたいな者がお願いに出向いて、どうなるんだろう・・・と正直不安で不安で・・・  でもお顔を拝見した瞬間 今までの不安は嘘のように消えて、お話にすっかり引き込まれてしまいました。勇二郎さんの人柄や作品に込めた思いをお聞きしていると、何度も胸がジーンと熱くなり・・・ 私の為にたくさん勇二郎作品を出しておいてくださって・・・お話を聞くと又作品が違って見えます。 奥様と交互に、私の知識レベルに合わせて、丁寧に教えていただき、あっという間に時間が過ぎてしまいました。 知らないことばかりで、驚きと感動と・・・本当に楽しい時間でした。

何よりもお二人の思いのこもった暖かい言葉に何度も感動し、胸を打たれ、気が付いたらボロボロ泣いていました。 「幸せだな~」と感じながら・・・  本当に本当にありがとうございました。 

そんなお二人が、10月13日(月曜日) 祭日  大原美術館裏の「新渓園」に、たくさんの作品と共に来て下さいます。  今までで、きっと一番暖かい会になると思います。 どうぞ皆さん大~いに期待してくださいね。 今は案内状の文章に、頭をひねっています。 我が彩匠の生徒さんには近ぢかお届けしますね。 今回は折角の機会ですから、一般の方にも見ていただけるように考えたいと思っています。 詳細は決まりましたら又、お知らせしますね。  さあ 頑張るぞ!!

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