ゆかた無料講習会 開催中

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7月6日(日曜日)

こんにちは。 今日も蒸し暑い一日になりそうですね。

彩匠の教室では、昨日と今日の二日間 恒例の「ゆかた無料講習会」を開催しています。

毎年この時期(7月の第一の土曜日、日曜日)に開催していますが、年々参加者が増えて、「少しでも多くの方に、着物を着て欲しい!!」と願っている私たちは、うれしい悲鳴が上がっています。

といっても、「無料」って本当は怖いこと! 少なくとも私はそう思います。

だから、なかなか飛び込みって、難しい・・・  私の身の周りの人や、生徒さんのお友達、職場の方・・・みなさん繋がりのある方です。 でもじわじわと着物の輪が広がっていってることを感じます。 うれしいなあ~!!

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最初に着物とゆかたの違いや、その上での注意点などをお話ししたうえで、いよいよお稽古です。

ゆかたは一枚もの、素肌の上にいきなり着る方もいらっしゃいますが・・・前は二枚ですが、ぴったり身体にくっつく後ろ、特にヒップラインや、足元は自分では見えませんが、結構透けています。その防止も兼ねて、肌襦袢や裾除けを身につけたり、下着に気を付けたり、汗取りも兼ねて、タオルを使った補正をする大切さなどを学んでいます。

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そして、M先生は、自分が脱ぎながら、参加者の方に、必要なものを出してもらっています。 こうしていると、きちんと必要なものがそろい、着付けを始めてから、「それって何?」とか「私無いです!」とかいう事がなくなり、段取り良く着付けに専念できますね。

残念ながら、途中はお見せできませんが・・・  各自それぞれ補正をタオルで作り、ハト胸&茶筒スタイルにしてゆきます。着物は直線ですから・・・例えるなら、折り紙をきれいにまこうと思えば、どんな形がきれいに巻けるか?って事です! 一人一人体型は違いますし、着物ほどの補正は必要ありません。体型にあった、着るものにあった補正を目指します。

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何度も何度もみなさん熱心にお稽古をしています。 ご自身が気になった事を黙々と・・・  最初は、なれない着物の名称に混乱します。「背中心、背縫い、脇縫い、おはしょり、たてづま・・・」焦りますよね! さらに、「慣れない手の向き、手の動かし方・・・」大変だと思いますが、二回、三回・・・回数を重ねてゆけばゆくほど、みなさんメキメキと上達してゆかれます!

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そして、帯結びにたどり着くと・・・ みなさんお顔がグッと明るくなります。 「基本的なバランスさえ守れば、特にゆかたの帯結びは、自由にしていい!」というのは、お洒落な女性にはうれしい言葉。「腕の見せ所」ですかね。 「着物の小物にこだわることなく、手元のアクセサリー(ネックレスや髪飾り)なんかを自由にプラスしてみたら、もっと楽しくなりますよ。」なんていうと、本当に嬉しそうなお顔になります。

只今も、日曜の午前の部の真っただ中!! この回は、若い子が多いですね~  今年の夏、一人でも多くのゆかた、着物姿のお手伝いができたら嬉しいですね。 一度着て、クリーニングに出すのは勿体ない!! 一度袖を通したらしっかり着る機会を見つけて?作って?回数着てからクリーニングに出してくださいね。 困ったらお電話ください。 いつでもお手伝いさせてもらいますからね。