彩匠絵日記

「倉敷春宵あかり」キモノジャック参加

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3月29日(水曜日)

こんにちは。昨日までの怪しげなお天気に比べると、今日は快晴。まだポカポカとはいきませんが、春がそこまで!!気持ち良いお天気ですが、花粉症の方は大変そうです。大事にしてくださいね。

さて、彩匠では、去る3月18日(土曜日)に開催された、「倉敷春宵あかり」のキモノジャックに参加してきました。

当日は天気予報では晴れ!のはずなのに、昼過ぎからどんどん暗くなってきて、少し心配をしましたが・・・集合時間には空も明るくなり、ホッとしました。

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今回は彩匠以外の着物好きの若い方も参加されていて、彼女たちの個性的な着こなしに興味深々でしたね(笑)私や先生的には、初めての方が沢山参加してくれた事が嬉しかったですし、集合場所に着くと、「先生お久しぶりです~」とご家族の都合により、お稽古を少しお休みされている方が、「着物 着ないと忘れてしまう・・・と思っていたら、ネットで見つけて。何とか来れました~!!」と嬉しい再会が出来ました。丁度二、三日前「彼女どうしてるかな~?」と先生と話していたところだったので、元気なお顔が見れて、嬉しかったと同時に、ホッとしました。

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そして・・・ハイ、彩匠のメンバーには、一回目の集合を終えて、二回目の集合時間まで、目指す処がありました! この日は倉敷春宵あかりのイベント日でもあったので、倉敷美観地区は、いつも以上に沢山の人で賑わっていました。前回のキモノジャックの時乗り込んだ「川船」も大盛況。「川船乗ったよね~。」「気持ちよかったよね」なんて言いながら、皆颯爽と人込みをモノともせず歩きます。

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ハイ、想像通りにお食事でした! 今回はイタリア料理Rivaさんです。 本場イタリアで修業を積まれたシェフが、地元の食材を使う事にこだわり、更に「瞬=旬」にこだわったお料理を出して下さいます。 実は認定式の前夜「下見」なんて都合のいい理由を付けて、私はお料理をいただいたんです。とっても美味しかったので、認定式の会場でも「美味しかったから一緒に行こうよ」としっかりお誘いしてました。以前からRivaさんを知っていて、「Rivaさんだから参加します」と言った方もおられましたね。

キモノジャックが主なはずなんですが・・・今回は特にお食事に目が行っていたかも(笑)

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ハイ、当然もっとたくさん品数があったんですが・・・ パスタもパンもデザートだって!! 何とか写真撮れたものだけです(泣)

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ごめんなさい。だって、美味しかったんです。「美味しいね~」「これは何だろう?」「こんな食材の使い方あるんだ」エトセトラ・・・ 楽しく美味しい幸せ時間でした。

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そして、満足したお腹を抱えて、二回目のキモノジャックの集合場所「新渓園」さんへ。ここは毎年「秋の夜長の観賞会」で使わせていただいている会場なので(もうそろそろ10回!?)、とっても親しい感じがする場所です。 いつもは秋なので、春のお庭はまた新鮮です。皆で写真を撮っていると、管理人さんが出てきて下さり、「撮ってあげましょう。」と!顔見知りの管理人さんにすっかり甘えて、撮っていただきました。が、ちょっと指が・・・(最後の二枚) まあ、管理人さんもご一緒に写ってるという事で!(笑)

何着ようかな~! と着るものを出かける場所や時間、御一緒する方々のお顔を思い浮かべながら考えるところから、楽しみは始まっています。 手持ちのモノをいかに上手に組み合わせて、自分らしく、その日の自分を演出するコーディネートを考える。とっても大切なことです。だからこそこんなにキラキラ輝く集まりになるんだなあ~と感じた会でした。 また、参加しようね!

認定授与式 開催

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3月14日(火曜日)

こんにちは、暖かいんだか寒いんだか・・・また寒波がやってくるとか。。。まだまだ気が抜けない天候ですね。かくいう私は、日曜日からずーっと頭痛が続いています。持病なんで仕方ないんですが、お空の上の方で、気圧の変化が激しいんだろうなあ~と勝てない空をにらんでおります(笑)

さてさて、彩匠では去る2月19日(日曜日)彩匠認定授与式「早春の門出」を開催しました。当日はお天気も良く清々しい朝でした。

9月ごろから始まる認定式の準備は、全てが手作りです。「講師、着付け師による提案や」参加者全員が参加できる「ゲーム」の内容を考えるのは勿論、原稿の一字一句から考えてゆきます。 勿論当日の技術披露者を始め、提案のモデルや、各司会者も全て準備に参加して下さる彩匠の長年の生徒さんが、この時はスタッフとしてお手伝いして下さいます。本当に何から何まで手作りの会なんです!

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私が撮れた写真は始まる前と、始まった直後のみで・・・すみません。教室にはプロのカメラマンが撮影してくれた写真が沢山ありますから、安心して下さいね。 毎回認定式の度に思う事ではありますが、これだけの礼装の着物がよると本当に華やかで、圧巻です!そして何より一人一人が自分らしい着姿でいる事が嬉しいですね!!

認定証の授与式に続き、最初に今年は一級と二級の認定を受けられた方の技術披露を見せていただきました。一級はボディに振袖(帯結びはふくら雀)を着せ付けてくださいました。二級の方は訪問着の自装(帯は二重太鼓をお道具で結ぶ)です。舞台の上で、限られた時間内で仕上げるのは非常に緊張するものです。が、今回のお二人は、余裕があるように見受けられました。頑張ってお稽古してたものね!お稽古の成果がバッチリ出ていたように思います。

続いての技術披露は、着付け師更新者のお二人でした。一人はご自身の娘さんに振袖(帯は変わり結び)を着せ付けてくださいました。もうお一人は教室の仲間にモデルをお願いして、留め袖(帯は二重太鼓)を着せ付けて下さいました。人の身体は様々で、その方に合わせて補正を入れ、その方らしい着姿を作らなくてはいけません。お二人もモデルになって下さった方と時折話をされながら、時に笑顔を浮かべながら着せ付けてくださいました。

続いて着付け師講師による提案 今年は「あこがれの帯結び」と題して、着物が着れるようになると、皆一度はあこがれる「角出し」の帯結びに取り組んでみました。あこがれるものの、ちょっと小粋な感じの雰囲気を持つ結びなので、実際自分には似合わないかも・・・と思って諦める方が多いのも事実。 なので、その角出しの基本の結びに少しづつアレンジを加え、可愛らしいものや、もっとかっこよくしたり、袋帯や名古屋帯、更には小袋でも結べるように、いくつかの角出しの変わり結びを考えて皆さんに見ていただきました。プログラムの全体の時間からいうと・・・5分で結んで! とモデルになった3名の方は時間を制限され、必死でお稽古を重ねて当日見事に皆さんの前で結んで見せてくれました。 ありがとうございました。

最後のプログラムは「功徳円満」と題したゲームです。 必ず最後は全員参加。ワイワイと楽しめるゲームを考えます。 題はいつも「何するの?」と首をひねるモノをあえてつけます(笑)今回は紗綾型の下書きがある布が一テーブルに一枚配られました。そして指抜きにハサミに針山、針山には6人分の糸の通った針が用意されています。 そうです、一人3分の持ち時間で紗綾型の柄の布巾を完成させてもらいます。糸目を揃えて、出来るだけ早く縫う。「えー縫物は勘弁してほしい~!!」と悲鳴が上がりました。 でも「一等になったテーブルには、豪華賞品があります。」と言われると突然皆真剣モード!! からかいにくる来賓の蔭山先生をもろともせず、皆一生懸命でしたね。 結局一等の豪華賞品は、たった今皆が縫った布巾だったというのが、彩匠らしいところでした(笑)

今回もお祝いのお花を届けていただきました。

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日ごろお世話になっているところからの暖かい心遣いに、感謝と喜びを感じます。会場がより華やかになり、皆も送り主の顔が思い浮かぶので、送り主の方の話で盛り上がったりしてましたね。

このように今年の認定式も無事終える事が出来ました。 お手伝いして下さっている皆は、やっとホッとします。かくいう私もやっと一段落。何をするにも沢山の方の力と知恵を借りて、彩匠は成り立っています。皆本当にお疲れ様!本当にありがとうね。

残してゆかなければいけない技術の中に、「着付け、着せ付け」の技術も含まれると思う今日この頃です。 いくら素晴らしい帯や着物が出来上がっても、それを楽に綺麗に自分らしく着る事が出来なかったら・・・ 自分で着れない人が増えているからこそ、楽に綺麗にその方らしく着せ付ける技術が無くなったら・・・帯や着物は飾るために作られているのではなく、着るために作られているのだから、着る技術や着せる技術も失われてはいけない。その一端を担うものとしての責任をひしひしと感じる今日この頃なのです。

着付け師 反省会

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3月11日(土曜日)

こんにちは あの日から丁度6年・・・6年も経ったのか、まだ6年なのか・・・復興とは、人の心は・・・「あの日」から時間の経った「今」考える事感じる事、沢山沢山ありますね。「今の自分」に出来る事は?

さて、彩匠での様子を・・・

去る2月11日成人式の着付けに参加した着付け師達との食事会&反省会を開催しました。 残念ながら日程が合わず欠席の着付け師もいましたが、「お疲れ様~」と互いの労をねぎらいつつ、まずはお食事をいただきました。

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早島町にある「いかしの舎」にてお食事を用意していただきました。 ハイ、写真撮れたのは最初だけです!! 和食をいただき、ワイワイ楽しく話に花を咲かせながら、美味しく頂きました。 彩匠の行事では、皆当たり前に着物です。周囲の方々から「今日は何事ですか?」と聞かれると・・・ちょっと返事に困りますね(笑)着物姿が集まると、一般的には「今日は何かイベントですか?お茶会?」って思われるんですよね。それだけ着物が「特別な装い」になってしまってるようで、ちょっと寂しくなるのは私だけでしょうか?

さて、ワイワイ楽しい時間の後は・・・本日のメイン「反省会」です。それまでの和やかな雰囲気とは打って変わって、ちょっとピリッとした空気に変わります。

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今年の認定式 着せ付けに行った会場からは、感謝の言葉をいただきました。当然ホッとしましたが・・・プロの着せ付け師としては、それで満足とは言えません。一人一人が自分の着せ付けに関しての感想と反省点を述べます。 そして、改めてプロの着せ付け師としての心構え 特に今回は「着せ付け師とは、サービス業でもある」事に関して徹底的に認識を再確認しました。そして、来年の成人式に向かうために、この一年のお稽古が更に効率的であるように、内容が濃くなるように考えたお稽古のプログラムを先生から聞きます。プロである以上厳しいお稽古になります。その覚悟を一人一人再確認しました。

今回初めて成人式に参加して下さった方は、ちょっと驚きます。お家を出るときに御主人と「反省会って・・・きっと反省会という名の食事会だよね」と話をしてこられたようで、それが実際に「反省会」だった事に非常に驚いたと後日お聞きしました(笑)そうなんです。彩匠の反省会は文字通りの反省会。食事の時間は楽しいのですが、反省会の時間の方が当然長く、かなり厳しい話を聞くことになります。

でも、真剣に着付け師として成長しようとしている生徒さんに、当然こちらも力が入ります。今年は「自分で考える」「自分で気付ける」着付け師になれるように、一緒に頑張って行こうと思います。

 

彩匠恒例 彩展(いろどりてん)

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3月7日(火曜日)

本日二つ目です!

去る1月21日(土曜日)~23日(月曜日)まで、彩匠恒例の彩展を今年も開催しました。 今年はお洒落着に力を入れた構成で、沢山の作品を見ていただいました。

お洒落着に求めるものは・・・より自分らしく、力が抜けた自然な感じの装いでありつつ、あらっと思わせるポイントを置き・・・そうなんです。より我儘な要望は増える一方で、用意する方は本当に大変です!! まあ女性ですから、美しくなることへの貪欲さは無くなってはダメなんですが・・・大変なんですよ(笑)

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勿論 改まった席の装いでさえ「自分らしさ」は大切です。

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一つ一つのこだわりのある作品たちは、本当に個性的。 更にどう組み合わせるかによって、表情が変わります。 勿論着物や帯だけではどんなに素晴らしくでもダメ。着る人自身を美しく見せてくれるものでなければ・・・

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様々なアイテムが並びます。

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それぞれの取引先が、どんなに頑張って作品を揃えてきてくれている事か・・・

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長年の担当者は、私や先生以上に生徒さん一人一人に似合うものを、用意してくれています。中には、「個人的で申し訳ないけど、こんなの着て欲しいんや~ きっと似合うと思うから」という言葉まで飛び出します。

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そして装いを完成させるために、無くてはならない小物達。 写真では少ないですが・・・「足らないよ~!!」と電話した私に小物の担当者「沢山の展示会が同日開催で、店には商品がもうないんです・・・わかりました、職人のもとへ行って出来上がってるものを持ってきて、送ります。当日朝着になるけどいいですか?」と・・・「そこまでは・・・」と驚く私に「大丈夫、行ってきます。」と動いて下さいました。そして、会を開催するまでに、沢山の帯締め帯揚げが届きました!!

そうなんです。今回は特に全国の小売屋さんの初市と同日開催になってしまって・・・取引先はどこもてんやわんやだったはずなんです! その中で、こんなに沢山の作品を揃えて下さった取引先に本当に感謝します。

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会が始まってからは、写真を撮る間はほとんどなく・・・ 三日間沢山の生徒さんが来て下さった賑やかな楽しい会になりました。大学生の生徒さんや、生徒さんのお嬢さんなど今回は若い方々が多く来て下さり、自分に似合うものを見つけて喜ぶ姿は、こちらにも何倍もの喜びを与えてくれました。持ち物を更に生かすための帯合わせや、小物合わせ・・・出来上がっていくにつれて、着て行く場所のイメージが広がります。綺麗になってく姿、新しい自分の魅力を見つけた瞬間、女性って本当に美しく可愛らしい・・・ そのお手伝いができる事を心底幸せだなあと思うのです・・・ちょっとジェラシーを感じる事も事実です(笑)

今回も沢山の愛情を思いを熱意を沢山感じた三日間でした。 取引先の皆さま本当に本当にありがとうございました。 お手伝いに来て下さったFさんOさん、そして年明け皆が非常に楽しみにしている「美味しいぜんざい」を作ってふるまって下さったK先生本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。 そして、寒いなか三日間参加して下さった生徒の皆さんもありがとうね。 綺麗になった人は皆にその姿、しっかり見せてくださいね。

2017年成人式 着せ付け

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3月7日(火曜日)

ひーさびさのブログ更新です。(と言うか・・・気付けばもう3月!!)御無沙汰過ぎて、本当にすみません。

ブログの更新が止まっていても、恒例の行事は次々とやってきては、今年も一つづつ皆で協力して、取り組んでいますよ!

今年最初の一大イベント! 成人式の着付け&お直し会場の様子です。

今年も早いところは2時半~(明け方ですね~)九時間ぶっ通しで着せ付けのカメラ屋さんあり、こだわりの着付けを希望される美容院さんあり、呉服屋さんあり・・・彩匠の着付け師総出で、複数の会場へ着付けに出かけました。

この日の為に精一杯お稽古をしてきたわけですから、その成果を存分に発揮して、それぞれが、それぞれまかされた持ち場で、「綺麗に、楽に、その方らしく」振袖や、袴を着せ付けた事は勿論。知ってないと不安でたまらないであろう「トイレの行き方や、車の乗り降り、階段の上がり方、座り方」などの簡単な立ち居振る舞いを伝える事も出来たと思います。

一生で一度の大切な日の装いのお手伝いをできる事に感謝しつつ・・・素敵な一日となるよう願いを込めて着付けをさせていただきました。

そして、それぞれの持ち場の着付けが終わると、倉敷の成人式会場 マスカットスタジアムの中に作られている「着付けのお直し会場」へ・・・

本当は「お直し」を必要とする方がいなくなるのが一番で、こんな会場を作らなくて良くなる日が来ればベストなのですが・・・民族衣装であるはずの「着物」も着る回数が減り、成人式で初めて着る方が圧倒的多数の現在では、着せる人の技術も残念なモノが増え・・・だからお直しの会場は、必須のようで・・・ 今年も沢山の方の着物や帯を直させていただきました。 苦しくなって医務室へ・・・全て脱がせて着せ直した方も残念ながらいらっしゃいました。 着物嫌いにならないでね~と祈るような気持ちで直します。

でも、朝着せた会場に、片づけで戻ると「メッチャ楽しかった、全然着物着てるの気にならんかった!」とか、「皆苦しいとか言ってたけど、私は全然平気だった!」とか、「着物っていいなあ~。これからも着物着たい!」と言ってくれる方々の声も!!心底良かった~!!と思える瞬間です。

ただし、身体は悲鳴をあげている事は否定できず・・・ 自分の身体がそうなのだから、仲間である生徒さんの身体も同じ事。 何とかいい方法が無いかと考えてると・・・いつも整体でお世話になっている高野先生が、「当日施術に行きましょうか?少しでも早い方が、身体の為にもいいし。」と申し出て下さいました。 お直し会場の一角で、既に皆着物に着替えてるので、腕のみでしたが施術してもらい「楽になった~!!」と皆喜んでいました。 着付け師も家に帰れば、大切な妻であり母であり、娘です。次の日から仕事に行く人とも・・・大切な大切な皆の身体を少しでも守ることにつながれば・・・大変な場所での施術をして下さった高野先生には本当に感謝です。

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「来年またこの場所でお会いしましょう。」と彩匠で一番のお姉さまの着付け師と約束をしたそうですから・・・ また来年もお願いしますね!!

相変わらず沢山の笑顔と、沢山の人の善意で支えられています そしてそれがさらに次の輪に広がってゆくことを日々感じます。 ありがとうございます。 着付け師の皆さんお疲れ様でした!!

2017年 新年明けましておめでとうございます

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1月1日(日曜日)

2017年(平成29年)新年明けましておめでとうございます。

まずは、彩匠学院長よりご挨拶申し上げます。

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新年明けましておめでとうございます。本年も皆様にとって良き年となりますように。

お稽古は2つの目標を持っています。

一つは 楽で美しい着姿を作る技術と、きものの持つ意味(柄、格その他)多くの知識を身に付けて頂く事。

二つは 上質な物を見極められ間違いないモノを選べられる様になる事その為に常に本物を見て、目を養う事が大切と考え、多くの機会を作ってきました。

昨年はその積み重ねの集大成とも思える人との出逢いがありました。 日本で最高のきものを作っておられる、京友禅の職人さんです。その方の物作りの基本は「きものは引き算でないといけない」開口一番の言葉でした。お忙しい中、私達の為にいろいろと準備して迎え、きもの作りに大切な職人さんの話から、きものと着る人とのかかわり方等 沢山お話をして下さいました。又、一人一人に似合うものを選んで、見せて下さり、夢のような時を頂きました。

彩匠では、織りの職人さんで「きもの姿が美しい人に逢った。と言われるきものを作りたい」と話して下さった方にもお世話になっています。

お二人とも「きものが主役になってはいけない。主役は着る人。きものが目立ったら切腹ものです。」とまで言われていました。最高の技術者でないと出来ない事です。

染めと織りの本物の職人さんに出会え、懇意にしていただける事は、生徒さんをはじめ、彩匠にとって宝物です。本当に嬉しい事でした。

勿論絶大な協力者がいて下さるおかげです。感謝あるのみですね。

又、昨年から着付けの現場に直結する為のお稽古を組み入れる事で、着付け師の一人一人が現場に向かう心構えと、より真剣な取り組みを改めて見直し、プロとしての認識を高めて行けたと思います。

今年も皆様に感謝しながら、一人一人、一つ一つに面と向かいそれぞれの段階にあったお稽古方法も考えて、この一年でより向上出来るよう一層の努力を重ねて行きたいと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。

彩匠学院長  浦山 泉

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続きまして、わたくし目黒光代からもご挨拶申し上げます。

新年 明けましておめでとうございます。 本年も皆様にとって素晴らしい一年になりますようにお祈り申し上げます。

旧年中は本当にお世話になり、ありがとうございました。昨年一年間は、生徒さんをはじめ友人の中にも思いもよらない事が多々あtり、驚き(嬉しい事も、悲しい事も)と、不安と、喜びと・・・様々な感情に左右された年でした。自分の周囲の人々に対して、より一層の「愛おしさ」を感じる瞬間のなんと多い一年だった事か・・・ そして自分はいかに素晴らしい人々に囲まれているのかを、何度も確認させられる年でした。

仕事では、新たな出会いと再会・・・その中で自分のぶれない軸を持つ大切さ、信念を持って仕事をすることの大切さ、それらがあるからこそ強くなれるという事を、先輩方の人生を通して教えていただきました。

「職人さんの本物の技術を残してゆく事の助けになりたい。」との自分の思いを再確認しました。ある人からは、「何様のつもりか!? おこがましい」と言われたこともありますが・・・それでも自分の仕事の信念はそこにあると云い切れる自分になっている事を確認できた年でした。

「沢山の仕事をしてる」と私を表現して下さった方がいます。が・・・余所の小売屋さんや、販売店の展示会での販売をお手伝いする仕事も、七五三や、振袖の着付けのお手伝いをさせていただく仕事も、師匠のスゲの展示会のお手伝いも、勿論彩匠でのお稽古の手伝いも、展示会も、毎月のイベントの開催も、事務処理も全てが、自分の信念を貫く為のたった一つの仕事なのだと思います。かえって様々な方法がある事に幸せを感じます。

そして、どこに行っても変わることの出来ない、あるがままの「こんな私」を周囲の方々が受け入れて下さる事に、心から感謝しています。

今年もさらに、元気で、パワフルに笑顔で突き進みます。皆さんどうぞよろしくお願いしますね。 何より皆さんが、元気でいて下さいますよう、心から願っています。一人一人どうぞご自愛くださいね。

さて、彩匠の「着付け師」の皆様。。。きっと8日の成人式の着付けを控えて、気分はお正月どころではなく・・・不安と戦っている事と思います。 大丈夫「不安」を感じている人は、失敗する事はありません。 次のお稽古まではゆっくり身体と心を休めて下さいね。皆一緒に頑張るんですから大丈夫ですよ!! 沢山沢山熱心にやってきたお稽古は裏切りません、自信を持って下さいね。

秋の日帰り京都旅行

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12月29日(木曜日)

いよいよ今年も残すところ今日を含め3日間となりました。 皆様にとってはどんな一年だったのでしょうか?

今年最後の投稿は、彩匠の今年一年を締めくくるような、素敵な時間を過ごさせていただいた、恒例の秋の京都日帰り旅行の様子です。

11月17日、18日の二日間、合計で15名の皆さんと一緒に、濃密な時間を過ごすことが出来ました。 行先は・・・「大徳寺さん」で、二つの塔頭にお邪魔して、秋の京都を堪能。 食事は鉢物料理の「泉仙さん」にて精進料理を堪能。 そして今年は、「北出工芸さん」にて、北出与三郎さん直々に様々なお話や作品を見せていただき、更に北出先生直々に参加者一名一名にお見立てをしていただきました!

初日は食事の時間の都合で、午前中北出工芸にお邪魔するのは3名。4名は同時刻、大徳寺散策です。

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一番最初に北出工芸にお邪魔した組は楽しいお話と同時に多くの学びを得たようで、写真には残念ながら写っていませんが、実は北出先生の手をガッチリ握っていましたね。

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今年は大徳寺散策のコーデイネートは、人手が足らない事もあり、いつもお世話になっている蔭山先生にお願いしました。どちらがどちらの世話をしたのかは定かではありませんが、誰と一緒でも楽しく過ごしてくれる生徒さんに感謝です。 大徳寺内「黄梅院さん」と「総見院さん」の特別拝観を楽しんでいただきました。

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そして昼食「泉仙さん」で集合。 お互いどうだったのか、ワイワイと話をしながらのお食事は、楽しくて、美味しくて・・・おなかがいっぱいになりました。

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そして午後からの北出工芸へと期待に胸を膨らませながらの移動です!

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そして、北出先生から、先生の貴重な体験談をお聞きし、又モノづくりの信念を痛いほど感じ、その後先生が一人一人の為に用意しておいてくださった作品を身にまとい、歓声を上げたのは言うまでもありません。

そして二日目 在来線で早朝事故があったらしく、ギュウギュウ詰めの電車に乗って、ちょっとお疲れ気味で、京都にやってきたメンバー。合計7名を3名と4名に割り振り、本日も移動開始です。

二日目午前中に北出工芸にお邪魔したのは、若手3名でした。 若い人にこそ、どんどん着物を着て欲しいのは、呉服の仕事に携わる者なら同じ思いです。北出先生も・・・なんと2枚も選んで頂いていた生徒さんも・・・またこれが本当に似合います!!

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大徳寺散策組は・・・この時すでにおなかがすいていたようで・・・散策を済ませ、門前のお店で名物の大徳寺納豆とお漬物を購入。流石です!

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昼食まで待たしてしまったようで・・・(予定通りではありましたが・・・)やっと合流です。

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とっても静かな食事に、ふきだしてしまったぐらいです! 最後全てのお椀を重ねると、写真のようになります。 精進料理であっても、おなかは結構膨れます!

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そして、昼から北出工芸にお邪魔する4人は期待にわくわくして、午前お邪魔した3人は夢見心地で大徳寺散策へと別れて行きました。

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若手3名は、大徳寺もしっかり堪能したようです。 他の組から、この組だけ写真が多い!!なんて言われてましたが・・・確かに。お茶をしている方がいたので、大徳寺さんは、お茶の総本山。きっと見ごたえあったと思いますよ~!

さあ、最後に北出工芸さんにお邪魔した4人は・・・

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それぞれが、先生のお話から沢山の事に驚いたり、感動したり・・・そして、いつもとは少し違う、それぞれの新しい魅力を引き出してくれる先生直々のお見立ての着物と帯にうっとり。。。 いやいや、正確にはその着物と帯を身に付けた自分の姿にうっとり!!

北出与三郎「着物はわき役、着る人が主役。一人一人の内面の美しさを引き立たせるのが着物と帯の仕事」その言葉通りの作品、そして限られた資料のもとに見立てていただいた、選品眼の凄さ!

二日間、先生のそばで、生徒さんの新しく引き出される魅力を目の当たりにして・・・本当に鳥肌モノでした。

彩匠の私たちの為に、二日間・・・いえいえその何倍も手前から時間と労力と、心を砕いて下さり、本当に本当に感謝しています。 北出工芸の皆様をはじめ、間でずっと気を使い、段取りをして下さった藤原さん、一人一人の時間を大切にするため、大徳寺で二日間皆を案内し続けてくれた、蔭山先生。参加者一人一人から、「素晴らしい時間を、ありがとうございました」と、感謝の言葉が! いつも周りの方々にお力をお貸しいただき、彩匠の催事はなんとか成り立っています。 参加してくれた生徒さんを含め、本当にありがとうございました。

沢山学んだことを、自分の糧にして、一人一人が成長してゆくこと! これが何よりのお礼です。 皆で共に成長してゆきましょう。

恒例「秋の夜長の観賞会」開催

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10月22日(土曜日)

こんにちは。昨日の鳥取での地震、教室でも震度4、結構長く揺れました・・・朝晩寒くなってきましたし、今日は雨も降り始めました。被害にあわれた方々が、少しでも良い状況で過ごして頂ける事を祈るばかりです。 私の携帯にも「大丈夫ですか?」と沢山心配のメールを頂きました。本当にありがとうございました。 これからもしばらく気をつけないといけないようです、どこにいても安心なところは。。。皆さん気をつけてくださいね。

さて、去る10月10日(月曜日)彩匠恒例の「秋の夜長の観賞会」無事開催しました。 考えてみるとこの会も既に10回を超えています。 京都に出向いて行って沢山のモノを見せていただく機会の多い私と学院長。 その時に、それぞれの取引先で、社宝のような作品、職人の素晴らしい技術がてんこ盛り込められた作品、中には美術館入りしてもおかしくない様なモノも、キワキワの思いを込めて作った為に、二度と同じものは作れないので、人前に出すのを辞めているモノ・・・など本当に素晴らしいモノを見せていただくことが多々あります。 その時に「あ~生徒さん達にも見せてあげたい!!」と心底思います。 京都に出向いてくれれば見せてあげられるのですが、様々な事情を皆抱えているわけで、皆が京都に行けるわけではありません。 でも、でもそんな生徒さん達にも「見せてあげたい!!」 その思いから始まったのがこの「秋の夜長の観賞会」です。1年に1度だけ彩匠の教室を飛び出し、「新渓園」の50畳の会場をお借りして、普段見ることの出来ないものを、お願いしてお借りしてきて、展示させていただき勉強をします。

今年は分類すると・・・「京友禅」になる「北出与三郎」さんの作品を見せていただきました。

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「主役は着る人、着物はあくまでもわき役」「着ている人ではなく、着物が褒められたら・・・切腹もの」

そんな強い信念を持ってモノづくりをしているのが今回の「北出与三郎」さん。

職人とはもともと日々技術を研鑽してゆくモノ・・・そんな職人はえてしてその素晴らしい技術をこれでもか、これでもかと作品に載せたがるものです。それが当たり前と言えば当たり前の事。その中で、着物には帯も小物も載せて出来あがるものだから着物だけで完成してはいけない。ましてや着る人より着物が目立ってはいけない。いわば「引き算」の出来る職人は、残念ながら本当に少数しかおられません。 今回の作品はまさに引き算の成立しているモノばかり・・・派手さや賑やかさは(写真で見ると特に!)控えめですが、一点一点本当に力があり惹きつけられます。 何時間でも見ていられます!! 見惚れてしまいます・・・

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16時開場の予定ですが、時間より少しづつ早くから待ちきれない生徒さんたちが集まってきました。

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そして、説明開始の予定していた17時には・・・着物姿がいっぱい!! 説明が始まるのを待ち切れず、個人的に質問を始めていた人もチラホラ・・・ 今回は職人さん自身は来ていただくのは無理だったので、先代どうしから深いお付き合いのあるメーカー問屋の社長さんが来て下さり、作品一点一点を職人「北出与三郎」の人柄も交えながら、丁寧に楽しく、わかりやすく説明して下さいました。

今回実感したのは生徒さん達皆「いい物を見る目は間違いなく養われている」それは、たくさんのいい物を機会あるごとに見ることで、養われていく・・・ ただしその先「なぜこれがいい物なのか、自分が惹きつけられるのか?」それは自分で勉強しなければ、いつまでたってもわかりません。 「これは何?」「なんでこんな光沢があるの?」「この織りは何?」「この手触りは何?」「この柄は?」「柄の意味は?」・・・それらは自分が学ぼうとしなければ、決して身につくことはありません。

その為に、彩匠では一点一点必ず説明してもらいますが・・・写真でもわかるように、皆ガッチリ食いついて、話を聞いています。一人一人の、知識の差はありつつも、それぞれが、一生懸命に学んでいる、学ぼうとする真剣さが伝わってきます。彩匠では、ごくごく当たり前の光景なんですが・・・今回説明をして下さった社長さんは「本当に説明のし甲斐がありますね。こんなにガッチリ聞いていただいた事、ありません。ビックリしました!」「作り手も作品も本当に喜びます。」と嬉しいお言葉を頂きました。

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一生懸命勉強したら・・・おなかが減ります。 毎回「さくら弁当」さんにお願いしているお弁当を頂きます。 さくら弁当さんにもこの会の最初からお願いしています。 今ではメールで、「今年もお願いね!」なんてあまりにも簡単なお願の仕方をしていますが・・・毎年趣向を凝らして作ってくださり、こちらの都合にあわせて、配達までしてもらっています!! 実はこのお弁当もこの会の楽しみになっています。今年も美味しかったね~!! おなかもいっぱいになりましたよ。 今年は36名の多人数!! 会場の真ん中で、テーブルで輪を作り皆で互いの顔を見ながら同じお弁当を頂きます。勿論今日「はじめまして」の方もいますし、お子さんやご主人も一緒に参加して下さっている生徒さんも、さらには一ヶ月後に出産を控えた生徒さんや、病気の治療を頑張っている生徒さんも・・・ 皆誰とでも仲良くしてくれるので、暖かい空気ですし、さりげなく互いに気遣いを示しあっている様子が随所に・・・本当に助かりますし、嬉しくなってしまいます。

そして、食べ終わったら・・・皆そわそわ始めます(笑) 座布団を寄せ、テーブルを片づけ・・・ 何か言いたい眼で、訴えるような眼で私を見つめる生徒さん達!! そうです、これからが彩匠の生徒達の本領発揮!

「社長、作品達を羽おってみてもいいですか?」「勿論いいですよ。」

はい、今年は歓声が上がりましたね! あっという間に展示してあった着物や帯はそれぞれ狙っていた生徒さん達の手に!ほぼ参加者全員が、ほぼ全ての着物を羽おり、帯を当てて鏡の前に!! 「あ~!すごくよく似合う!」「うわーこんな色目も似合うんだ!」「私の方がよく似合う!」「それはよく似たの持ってるじゃん。」「この手触りすごい!」「こっちの手触りとは違うよ、又違う気持ちよさ!」エトセトラ・・・・・ 社長はあまりの事に圧倒されていましたね。中には「ここの色目で箔を抜いて、無地になるように別注お願いできたらうれしいな~。」なんて荒てな事を言い出す人まで! 本当に楽しい時間でしたね。 勿論着せて歩いている私には、写真を撮る時間はなく!! 私自身羽おってみる時間など勿論無く・・・

最後に、「先生、折角だから、集合写真撮ってください。」と声がかかったので、その時まだ会場にいた人だけになりましたが、集合写真を撮りました。 皆いい顔してますね~!

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今回も沢山の方の善意とお力をお借りして会を無事開催できました。 本当にありがとうございました。 11月には北出先生の工房に直接お邪魔させていただくことになっていて、非常に楽しみにしています。 この会も終わるとホッとすると同時に、さて来年は何をしよう?と不安になりますが・・・ でも参加者も年々増えて感謝感謝です。 みんなありがとうね!

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