彩匠絵日記

五月になりました!!

 

5月1日(火曜日)

ひとつ前の投稿は「3月になりました」なのに、もう5月になってしまいました・・・なんだか今年は特にあっという間に日々が過ぎてゆきます。恐ろしい事です!

暖かくなったり寒くなったり、まさに三寒四温の日々を超えて・・・とうとう今年も「夏日」なんて言葉を聞く日々になりました。寒いのは嫌ですが、あまり早く暑くならないで欲しい。なんて勝手なことを思っているのは私だけでしょうか(笑)

かくいう今日までの間に彩匠での大きな催時は二つありました。

一つ目は3月11日(日曜日)のキモノジャックに参加。

二つ目は4月1日(日曜日)のお花見の会です。

まずはキモノジャックの様子から・・・

          

今回のキモノジャックは前回までと違い、二度の集合場所は同じ所でした。 美観地区の中央にこんな処が・・・と思うくらい静かで風情のある「くらしき宵待ちGARDEN」さんの竹林へ。暗くなるとライトアップされる竹林は表情を一変させるようです。

でもひとまず、明るい16:00の集合時間での様子です。 吹き渡る風が心地よく、竹の葉のこすれあうサラサラという音が更に心地よさを増します。少し傾いてきた日差しもムード作りに一役かってくれていましたね。

実は、カフェがあるんです。 「パーラー果物小町」さんのお庭と言っても言い過ぎでない竹林。ゆったりとした・・・いえ、ちょっとまったりとした心地よさを感じるこの場所で、美味しいスイーツ!!惹かれない訳ないんです・・・が、この後ディナーの予約をしている彩匠メンバー、今回はグッとグッと我慢しましたね。

時間まで、美観地区内を皆で散策。で、予約していた倉敷フレンチの「プルミエ」さんへ

          

はいはい、まさに倉敷フレンチ! 旬の地元食材をふんだんに使って作られたお料理、とってもとっても美味しかったですね~!! その上メインも実はお魚と、牛肉、鴨肉の三種類から選ばせて頂き、(勿論人のお皿も気になりつつ・・・)ちょっと贅沢なお食事を堪能させていただきました。 わかりやすいのなんの、お食事が運ばれてくると、とっても静かになります。お皿がカラになると、とたんに賑やかなおしゃべりが始まる(笑)皆元気です!!

さていよいよ2回目の集合時間

        

明るかった時とは雰囲気が一変!! もっと上手に写真が撮れたらあの幻想的な雰囲気が伝えられるのに・・・ちょっと残念です。 さすがに少し肌寒くなっていましたが、趣のある竹林にて集合写真を撮り、思い思いに写真を撮り合い、食事から参加してくれた、イケメンボーイもちょっとドキドキしながらお母さんと一緒に参加してくれました。やっぱり着物姿って、いいですね~!! キモノジャックいい機会を利用させていただいてます!!

続いては彩匠恒例の「お花見の会」についてです。

                      

4月1日日曜日。快晴。そして・・・彩匠のお花見何年かぶりの「超満開」まさにお花見日和の一日でしたね。 今年は久しぶりに足守の近水公園へ行ってきました。ここはなんといっても桜が近い!! 目線で桜の花が見れるところはなかなかありません。 地元では「桜土手」と呼ばれる道はまさに桜のトンネルの中を歩いているようです! そして着物姿の映える事!! 以前お邪魔した時と比べると、木が歳をとったのだなあ~と感じるものもありましたが、若木も植えられていて、すくすくと成長している姿はなんだかほほえましいものがありました!! 当日は皆で「凄い人」だろうから覚悟しないと・・・焼き肉の匂いで凄いかもよ・・・なんて話していましたが、なんと「穴場」なんでしょうか?人も少なく、バーベキューしてる方もなく、ゆっくりと桜を堪能出来ました。

ワイワイ散策していたら、当然お腹が空きます。

   

食事の段取りは抜かりなく!! 足守に比較的最近できた「ピッコロテラス」さんにお願いしてありました。 小さなお店ですので、3つ程のテーブルにわかれて座らなければならなかったのはちょっと残念でしたが、心のこもった温かい手の込んだ料理が運ばれてきました。ランチだけでお腹いっぱい!!ですが、続いて出てきたデザートにビックリでした。 お店でユックリさせてもらったものの、お店を出た時の皆の感想は「お腹がはちきれそう!!」でしたね。 沢山食べたから、沢山散策出来たのでしょうね・・・

今年のお花見はこの後が長かった!! そして、凄く沢山歩きましたね。

                                            

食事前は近水公園の脇の桜土手を歩きましたが、食事後は近水公園の正面から入り、公園の奥に植えられている「しだれ桜」の元まで散策。 あれだけお腹いっぱい。食べ物の事なんて考えられない。と言っていたはずなのに・・・八重の綺麗な桜を見て「あっ!!桜餅や、桜茶に使われる桜はこんな感じですよね~!!」「ほんとそうそう。桜餅、桜茶、美味しいよね~」「桜餅食べたくなった!」

着物姿の集団。それでなくても目立つんですが・・・周囲の方々はきっと安心された事でしょう。「楚々として、しとやかに、お上品に・・・」勿論そういう一面もあるのはあるんですけどね!

そして、極めつけが、集合写真を撮ろうと集まってきて、

「桜の妖精のように撮って下さいね!」はい、これだけでも笑えますが、続いて、

「妖精になれるかな!?座敷わらしみたいに写ったらどうしよう!?」

写真を撮る為に、場所を明けて下さった方を始め、周囲の方々の肩が震えていましたね。

そしてここからが長かった・・・

                                

写真は「侍屋敷」のモノのみですが・・・ そう、足守は歴史にあふれた街なんです。 足守藩の藩主は豊臣秀吉の正室ねねさん「北の政所」さんの実のお兄さんなんです。なので、ねねさんゆかりの品々も沢山残されていて・・・ そもそも今の近水公園もお殿様のお庭でした。木下利玄生家(殿様)(元は杉原姓なので、木下姓も秀吉から賜ったもの。)に始まり、武家屋敷や、その時代の豪商の屋敷(藤田千年冶邸・醤油蔵)などを始め学ぼうと思えば、学べる歴史がいっぱい町中に点在しています。

折角来たのだから・・・侍屋敷ではガイドさんに説明してもらい、その説明を聞いている皆の顔は先ほどまでとはうって変って・・・皆本当に何事においても勉強熱心なんだと感心しました。そして、ハイ歩いた歩いた・・・皆は知らないので、どこまでかなあ~と思って歩くのでしょうが、私はよく知っているので、「本当に行くの?結構距離あるよ・・・」と言いながら、しっかり歩いて、歴史の勉強をさせてもらった今年のお花見の会でした。

そうよ「お花見の会」だったはず・・・ でも、素敵な春の一日でしたね。日に焼けたかも!!

三月になりました!!

 

3月5日(月曜日)

すっかりすっかりご無沙汰してしまいました。 もう更新されないのでは? 彩匠どうなってるの? ご心配をおかけしたかも・・・申し訳ありません。 大丈夫、彩匠はいつもと変わらず元気に日々を過ごしております。

一月は行く、二月は逃げるとは云うものの、本当にあっと言う間の二カ月でした・・・

例年通り一月には「成人式の着付け」「彩展・・・展示会」 二月には「認定式」「着付け師反省会」等の恒例行事を行い、生徒の皆さんはその間の日々もコツコツとご自身のお稽古を重ねておられます。

 

1月7日の倉敷市の成人式お直し会場にての写真です。 今年も例年通り、フォトショップや美容院、小売屋さんへ振袖の着せ付けに皆で手分けして伺いました。 私達は何人着せようが、目の前のお嬢さん一人一人、人生でたった一度の節目の装いのお手伝いをさせていただく、非常に責任ある仕事です。いつものように早朝からの着せ付けを終えて、お直し会場に駆け付けると・・・今までで一番!と思うほどごった返しているお直しのお部屋。 なんででしょうかね~ 今年はひどい着付けが本当に多かった。 「直せる」状態ではなく、「一から着せ直し」のお嬢さんが本当に多かった! 苦しい思いをしている子も多く、着物を好きになってもらいたい私達としては、何だか辛いような、腹立たしいような、とっても残念な状態でした。挙句一晩明けると「はれのひ」事件・・・ 何だかなあ~

 

1月20日~22日は恒例の展示会「彩展」開催しました!!今年も取引先の皆さんの大変な協力のおかげで、勉強になる作品が多数、必要な方はとってもいい物を手に入れる会を開催出来たのですが・・・なんと前代未聞、写真を全く撮っていませんでした! その事に気付いたのは、片付けが全部終わった瞬間。。。自分でもびっくりしてしまいました。 協力して下さったお取引先様・・・申し訳ありませんでした。 でも、会自体は盛況で、とっても楽しみながら、一人一人がしっかり勉強になった会だったと思います。ありがとうございました。

   

さて、2月の18日(日曜日)は彩匠にとって、一番大事な「認定授与式」がありました。

一年間の頑張りを皆に見てもらう会です。 それぞれの取得したお免状をいただいたり、皆の前で技術披露をしたり・・・

今年の目玉は男性のモデルを使った「男袴」の着せ付けと「花嫁」の着せ付けでした。

  

男袴練習してましたね(笑) 普段腰が曲がって(前かがみ)いるモデルの腰が伸びて、「背が高ッ!!」

 

花嫁の着せ付けは大仕事。割烹着を来て、汗をふきふき・・・でも見事な着せ付けを見せて下さいました。 男袴もスカッと着せれて、着せた方も着せてもらった方も楽しそうでした。

勿論他にも訪問着の自装を見せて下さった方の着付けも見事でしたし、今年の講師・着付け師による提案は「誂え」と題して、寸法を測る2通りの方法を詳しく勉強しました。 ゲームは「投壷」を模した遊びでしたが、汗をかくくらい皆楽しんだようです。

今年は来賓として、京都からF社長も列席していただき感謝です。 そして、寸法の勉強をする為に、ホテルのスタッフの方にモデルになっていただく・・・なんて傍若無人なお願い! それでも快く協力していただき、助けていただきました。本当にありがとうございました。 そしてスタッフの皆さんも・・・9月からの月2回のミーティングに参加して、協力していただいた方々、さらに当日だけの仕事なら手伝えます。と申し出て下さって手伝ってくれた皆さん。 美しい晴れ着に身を包みながら、こんなにテキパキと手伝ってくれる皆に本当に本当に感謝です。 ありがとね~! 沢山の人の支えがあって、彩匠は幸せだなあ~とつくづく思います。 ありがとうございました。

    

そして、一番最近は・・・ 2月25日(日曜日)の着付け師反省会です。認定式の一週間後と云う事もあって、参加人数は成人式に出向いていった人数の半分くらいでしたね。 写真の様子は反省会前の楽しいお食事風景(笑)

教室から比較的近い「バサラカフェ」さんでランチをいただきました。 思った以上に美味しく、思った以上にボリュームのあるお食事で、皆大満足でしたね。

でも、その後の反省会は・・・やっぱり厳しいものでした。 それぞれがそれぞれの持ち場で出来た事、出来なかった事、不足をこの一年でどうやって補ってゆくか。一人一人の考えを聞き、今年のお稽古方針を固めてゆく。 着付け師に必要なのは「想像力」想像力を駆使して、起こる事態にどう対処するか、どう技術を磨くのか、どんな準備をしてゆくのか。一人一人考えます。 人の経験は他人事ではない。自分の事として受け止めて、自分だったらどう対処するのか考える。 山ほど考えねばならない事があり、考えた結果行動しなければならない事がある。

「はれのひ」事件で改めて思う事は、着付け師は人生の節目のお手伝いをさせていただく仕事。 だからこそそこには大きな「責任」がある。その責任を軽視せず、その責任を果たす為に日々努力をする。 その「覚悟」が必要。そして何より、まさに人生の晴れの日のお手伝いが出来るまれにみる恵まれた幸せな仕事だと、そこに立ち会わせていただける「感謝」を持った着付け師になって欲しい。 彩匠の目指す着付け師像 又一緒に頑張ってゆく事を再確認した時間でした。

2018年(平成30年) 新年

2018年(平成30年)1月1日

昨年は本当にお世話になりました。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

まずは彩匠 学院長 浦山泉よりご挨拶申し上げます

早一年が経ちました。 昨年はお世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いします。「将来の職人と会社の為にと先輩たちが集め残してくれた資料が、わが社にとって一番の宝です。」と話して下さった若い後継者達は、それらを活用して、真摯に取り組み新たなモノづくりに励んでおられました。 物事に真剣に向かう姿勢が貫かれている事こそ発展する『力』になる事を現実に見せていただきました。

彩匠は昨年より技術向上に向けて、新たな方法でお稽古に取り組んできました。一年経った今、向かった姿勢による違いの大きさを痛感しています。この違いを無くす為 何が出来るか・・・今年はもう一つ内容を加えて励みたいと考えています。この一年が皆さまにとって、又彩匠にとってもより実りの多い一年になりますように。

続きまして私目黒光代からもご挨拶させていただきます。昨年は本当に多くの方に支えられ、助けていただき感謝しています。ありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 昨年一年は本当にめまぐるしい一年でした。思いもかけない事が次々に起こったような気がします。そして「人生で初めて」の事を沢山経験しました。ただただ毎日を目の前のしなければならない事を必死で一つ一つ片づけて過ごしてきた気がします・・・一人では到底無理だった事も、息子と共に更に沢山の暖かな周囲の方々に支えられて何とか今日にたどり着いた。そんな感じです。 沢山迷惑や心配をかけて・・・本当にすみませんでした。が、そんな私を奮い立たせる数々の出会いや、喜びも本当に多い一年だったと思います。 人って凄いなあ、人って暖かいなあ、人間て意外と強いなあ・・・生きてる事って本当に凄い事なんだ! 与えてもらい受け継がれていく命の輪の中に自分も間違いなくいて、だからこの命をちゃんと生ききらなければ!! 感謝と共に自分の命の使い方、活かし方を考えた一年でした。 今年も一人の人間として、一人の女として、母として、娘として、彩匠の一員として、精一杯生きていきたいと思います。御指導御鞭撻のほどどうぞよろしくお願いいたします。いつも『笑顔』でいれたらいいですね!

 

 

秋の夜長の観賞会

11月14日(火曜日)

すっかり、すっかり秋に・・・いいえ肌寒くなり、冬が近づいてきました。 気になりつつも、ブログの更新がすっかり遅くなり、本当にすみません。

ブログは更新出来ずとも、彩匠のお稽古は毎日続いております。 去る10月は着付け師達の更新月! 実技に筆記試験と年々厳しくなる基準をクリア―する為に、皆必死で頑張っています。

今回は毎年恒例の「秋の夜長の観賞会」の様子をお知らせします。

去る9月24日の日曜日に倉敷の「新渓園」で開催しました。 いつもは10月に開催するのですが、今年は会場の関係で9月開催となりました。 まだまだ日中は暑さも残り、日が落ちてからも暑かったですね。来年はやっぱり10月に開催したいなあ~とつくづく思いました。

     

今年の観賞会は「染め」のメーカーに協力していただきました。 今までと大きく違うのは、すでに生徒さん達が何人も持っている染め帯を作っている染屋さんに来て頂いた事です。 上記の最後の写真は、生徒さん達が普段締めている帯をお借りして展示しました。 さすが、仲良しの彩匠の生徒さん達、一目見るなり「あれッ!? この帯は~さんの帯だよね」と言葉が出てきます。

                    

季節がいつもと違うので、開場内に飾った植物もいつもとは少し違います。 グリーンが中心のしつらえになりましたが、さすが華やかな染物の作品達・・・かえって作品が引き立ちました。 と云うか、力のある作品達には、それぞれの個性はもちろんの事、輝き方も違います。一点一点目が離せません。

       

そうこうしてるうちに、早めに到着した生徒さん達が・・・説明の時間まで待つ事が出来ず、気になる作品を一点一点説明してもらっています。 そう、早い者勝ちです。 沢山の生徒さん達と一緒に説明を聞くより、自分で解るまできちんと学べるのは、やっぱり少人数ですよね(笑)

                                

そして・・・はじまりました。一点一点染屋さんの跡取りが、自社の作品について丁寧に詳しく説明してくれます。 染屋さんとは、本来は分業制。元になるところが、それぞれの職人に仕事を外注して作品を作り上げていくものなんです。 デザインを描く人、下絵を描く人、手描きなら絵描きのものとへ・・・型染めなら型紙を作る職人、その型紙を染める職人のもとへ・・・絞りなら絞りの職人のもとへ・・・ 染色した反物は蒸し屋さんへ・・・ のり等の不純物を洗い流して正反に・・・ めちゃめちゃザックリ分けてもよく分かるように、沢山の職人の元を通らなければ出来あがりません。様々な技法を駆使すればするほど沢山の職人の手を渡って出来あがるものなんです。

         

今回はその技法の一部、バティック染め、ろうけつ染め、型染めなどの道具の一部も持ってきていただき、丁寧に説明していただきました。 実際に現場で使われている道具を見せていただくのは本当に貴重な経験です。 この道具達ですら新しいものは作れなくなっている・・・頭を柔らかくして別の材料を使って作り出したりもしているようです。

今回協力して下さった西原さんの会社では、腕のいい職人を確保するため、又、若い職人を育てるために自社でビルを建てました。そして階を分けて職人さんがそれぞれの仕事をしています。 階段を上り下りすれば職人さん同士がコミュニケーションをすぐに取ることが出来ます。 ベテランさんの横で、新人さんが師匠の仕事を見て学びながら仕事を進め行きます。 これはより良い物を作り出す為に、欠かせない大切な事だとおっしゃられますが・・・ 若手が食べてゆけるように給料を払い、場所の提供をして・・・本当に大変な事だと思います。今の呉服業界の状況を考えると半端な覚悟では出来ない事です。 が、西原さんの目はキラキラ輝いていて・・・何だかこちらも元気が出てきます。 写真を見ると良く解りますが、最初は若くてイケメンの西原さんに遠慮してか、少し距離があったようですが、説明を聞いているうちに、すっかりいつもの皆に(笑)真剣そのもの、質問もバンバン飛び交い、楽しい会になりましたね。

             

予定時間を超えそうな勢いの説明を終えて、お楽しみの食事の時間です。 毎年同じ「さくら弁当」さんのお食事は、お弁当とはいえ、楽しみなお食事です。 「アラッ、器が綺麗になった」とか、「お弁当の彩が綺麗になった」とか感想は様々ですが、何より心のこもった手作りのお弁当は、美味しいんです!! 季節の食材を取り入れて、季節感を感じさせてくれますし、「秋の夜長の観賞会」を意識してくれているので、何だかちょっといい雰囲気のお弁当なんです。

はい、食べてる間は静かです(笑) 食べ終わると次々に話が始まり、あっと言う間に賑やかになりますが・・・ 何せ、皆が楽しみにしている時間はこの後なので・・・お箸の進むスピード無意識にですが速くなりますよね(笑)

                               

はい、皆で気になる着物を沢山ピンワークしてみましたね。 一枚の着物を何人もの人が着てみると・・・似合い方が人それぞれだったり、着物の雰囲気が変わったり・・・こういう事も大切な勉強です。 遠慮が無い仲間ですから、見る方も真剣。いいか悪いかハッキリと感想が聞けます。 「次はこんなの着たいわ~」とか「こんなの絶対自分じゃ選ばない・・・」「似合ってるからいいんじゃない」「私も着てみたい!!」「何にあわせたらいいかなあ?」「持ってるあの着物にその帯乗るんじゃない」なんて、様々に会話が飛び交います。仲良しだから、人の持ち物まで、しっかり頭に入っている(笑)

あっと言う間に予定の時間は来てしまい・・・「そろそろお開きにしましょうか?」との掛け声に、「先生、集合写真取りましょう!」と声をかけて下さいました。が・・・陳列していた着物や帯は全て剥ぎ取られてしまっていて・・・「バックが・・・庭でいいか」と撮った写真が以下の写真です。

 

何だか皆、満足そうな顔してますね。

今回も楽しい会を開催できて、ホッとしています。 協力して下さった皆様本当にありがとうございました。(片付けも生徒さん達が手伝ってくれるおかげで年々早くなっています。 ありがとね皆!)染屋の西原さん、間で取り持って下さる染の問屋さんから来てくれた雅史君本当にお世話になりました。 そしていつも影になり日向になり尽力して下さる蔭山先生、お疲れ様でした。 さくら弁当中村社長、「今年もよろしくね」のメール一つで、当たり前のように美味しいお弁当をありがとうございます。 そして、参加して下さった生徒の皆さん、ありがとうね。 さて、11月16,17日には京都へ行きます。 西原さんの職人さんの元へ、お邪魔する予定です。 現場に立ち、自分自身の五感で感じる事で、より多くの学びがあると思いますよ。

小山憲市展 無事終了

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9月1日(金曜日)

いよいよ今日から2学期の始まりですね。 今朝は涼しくて、まさに秋の訪れを感じました。まぁ昼間は暑いですけど(笑)

さて彩匠では夏の恒例になっている、上田紬の職人 「小山憲市さん」の個展を、今年も開催しました。 8月5日~7日の本当に暑い盛り!! 湿度の少ない長野から湿度の高い岡山に来るのは、ちょっと・・・いやかなりの勇気がいることと思います。 ありがたい事に個展も今年で3回目! 生徒さん達も小山さんにお会いするのを本当に楽しみにしています。 優しく暖かい人柄の小山さんですが、作品一点一点からもその人柄が十二分に伝わります。 あっ!最初に言っておきますが、小山さんの作品の暖かさ、力強さ、柔らかさエトセトラ・・・は残念ながら写真では伝わりません。実物を見てる者からすると、あきれるぐらいです。 写真だからなのか、作品だけだからなのか・・・

きっとそれは、小山さんの作品は「引き算」が成立してるからなんだと思います。

帯や小物そして何より「着る人」がいて初めて完成です! 衣装であるなら当たり前の事なんですが、これが非常に難しい!! でもとってもとっても大事な事なんです!

小山さんの着物を似合う人が着ると、とっても不思議な事が起こります。 粋な感じでありつつ優しい雰囲気。 かっこいいのに凄く可愛らしい。 相反するはずなのに一人の女性の中に眠っている、いろんな面を引き出してくれます。 そして見えてくるのは着ているモノではなく「お顔」です。 何だろう内面から光りだす感じがします。。。。 これは言葉で聞いても???ですよね(笑) 実際体験してみないとわからないんだと思います。 「オーバーなんだから!」そう思われても仕方ない・・・けど、体感してる方々は、日本全国沢山おられます! 現に我が彩匠でも、最高5枚小山さんの着物を持っている方がいますから・・・ これは、本当に凄い事だと思います。 それでも折角ですから写真を載せておきますね。

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見附に飾らせていただいた「付け下げ」一見大胆なようですが・・・羽織ってみるとこれが意外と着やすい!

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数点だけあった小山さんの帯。 折角なんで、着物とあわせて飾ってみました。

 

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昨年からのお約束だった「夏物」 彩匠の為にせっせと作りためて下さりお披露目でした。 「どうですか?」「まずここでの評価がとっても大事なんです!?」なんて、恐れ多い言葉に恐縮です! とってもとっても素敵でした!!私も欲しかったなあ~。軽くて優しくとっても涼やか・・・ 有りそうでない無い夏物の無地感、これは使いやすい出番の多い着物になる事間違いなしです!単衣と夏と両方着れるのも嬉しい!!

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「着物サロン」の本に掲載された作品も含め、小山さんのあったかい作品が沢山!! これだけ作りためるのがどんなに大変な事か・・・小山さんのお宅にお邪魔し、御家族にお会いし、そして仕事場にもお邪魔させてもらい、まさにどんなふうに一点一点作られているかを目の当たりにしている私には、本当に本当に感謝の言葉しかありません。 小山さん自身は勿論の事、お母様、奥様、御家族の皆様本当にありがとうございます。

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本当に時間のある時だけ・・・ ある意味奇跡の写真かも(笑) 一年間物作りに励んできた小山さんのお話は、本当に楽しく、ぐいぐい引き込まれます。 一点一点に込められた思いを聞くと、更にその作品は輝きを増す。魅力が増す。

最初は大人しくしている生徒さん達ですが・・・勿論彩匠の生徒です。 じっとなんてしていません。 はい!私と学院長にとっては戦場になります。 と言っても嬉しい喜びの多い、充実した時間。 自分自身の感性をためしながらのピンワークです。 生徒さん全てが、本当に沢山の作品を着て、あわせてみましたね。 一人2,3枚なんて可愛いものじゃない!小山さんの着物は特にピンワークしてみて、自分の一番を探しますもんね! そしてそうやって、とっかえひっかえしている姿をニコニコしながら見ている小山さん。 時には小山さんから「これを着て欲しい!」といわれる事も。 更に作り手のイメージをはるかに上回る着姿が出来あがって、本人より小山さんが喜んで下さったり! 勿論皆大興奮でしたね。 小山さんに言わせると、この時間が大事だそうで、次に作る物作りのヒントがいっぱいあるそうです。

「作り手と着る人が繋がり、着る人は自分が綺麗になれるものをみつけ、その過程が作り手の次の作品のもととなる。」

何とも贅沢で、幸せで・・・おこがましいけど、私の目標はこれです! 皆の笑顔があふれているこの空間。この輪をづっとづっと繋げていきたい・・・少しづつでいいから広げていきたい・・・ 今年も本当に暑い中で、熱い個展が出来て、皆様ありがとうございました。

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