新年明けましておめでとうございます。

 

2013年1月1日(火曜日)

新年明けましておめでとうございます。 旧年中は本当にお世話になりました。 本年もどうぞ宜しくお願いいたします。 

まずは、彩匠 学院長 浦山泉よりご挨拶申し上げます。

新年明けましておめでとうございます。 本年が皆様にとって、よい年でありますように。 昨年の一つ一つの行事の中では、本物との出合いが、人、物 共に沢山ありました。 その時に出合った方々が、皆すばらしい生き方を見せて下さいました。 改めて考えさせられる事の多い年でした。 牛首紬の糸を取り出している若い女性は「私は自分の仕事に誇りを持って楽しく仕事をしています。」と。又、別の方は各方面からの知識を得て、自分の仕事をより向上させようと、日々努力を惜しまない姿を見せていただきました。 本物に接する人の言葉にも深く感銘を受けました。 清水寺で、仏足石を案内して下さった時「何でも構いません。あなたが今一番安らぎを感じるものを一つ思い浮かべて下さい」と、突然の質問に、場所? 動物? 物?・・・色々思い巡らせた結果 やっと一人の人にたどり着きました。その時「別の人が、あなたを安らぎと感じることもありますよ」と思いもよらぬ言葉に強い衝撃を受けました。

今、私達が取り組んでいる着付けの技術がより向上し、本物といわれる様、常に前向きに今のこの時を大切にして、一つ一つの技術を積み重ね、で次のステージに登りたいと思います。 又、その中で 安らぎを与えられる人になれることを目指して、心豊かになる為の努力もしてゆきたいと・・・   本年もどうぞ宜しくお願いします。

続きまして、私目黒光代からも新年のご挨拶をさせていただきます。 

新年明けましておめでとうございます。昨年は公私共に本当に沢山の方々にお世話になりました。本当に有難うございました。 本年も昨年同様どうぞ宜しくお願いいたします。  

昨年は今までに無い経験を沢山させていただきました。勿論どの経験も、私一人で出来るわけではなく、いつも私を助け導いてくださる方が居てくださいました。 そして、更に新しい方々との素敵な出会いに沢山恵まれ、人の輪が広がってゆくことを実感する日々を過ごすことが出来ました。 同時に、今まで自分のしてきたこと、信念としてきたことを再確認する機会に沢山恵まれました。 自分の姿を改めて見直し、考え続ける日々を送ったようにも思います。 

年末に中村勘三郎さんの追悼番組を見ていた時、「型があるから型破りになれる。型が無かったら型無しだ。」と琴線に触れる言葉を耳にしました。 勘三郎さんご自身もご自分の生き方に影響を及ぼしたといわれていましたが・・・ 私には自分を見つめなおし、これからどう進んでゆくべきかを導いてくれる言葉に出会えたと思いました。 これから自分がどうなりたいのか?必要なものは何なのか? 今、人より多くを与えられている自分の現実により感謝し、自分らしく成果を出しつつ、でも、決してぶれない軸、帰る場所をきちんと持ち、進んでゆく・・・進んでゆく進み方が少し見えてきたように思いました。 

今年も彩匠はより彩匠らしくあるように、私に出来る精一杯を努力してゆきます。 多くの本物の作品や職人さんに皆が会えるよう考えたいと思います。 彩匠の講師、彩匠の着付け師。技術の向上は勿論、それ以上に魅力をもてる講師や着付け師になれるよう、様々なプログラムも考えてゆきたいと思います。 また、一人でも多くの方が、日本の民族衣装である、着物を好きになり、「身に付けたい!」と思ってもらえるよう、様々な機会を作っていこうと思います。 どうぞ、楽しみにしていてください。 

そして、私自身も昨年何度も身に浸みましたが、何より健康が一番です。 無理をしすぎないよう、身体と相談しながら頑張ってゆきましょう!  どうか彩匠に関わる皆様が、今年一年健康でありますように!! そして、皆様にとって幸せな一年になりますようお祈り申し上げます。