秋の夜長の観賞会 無事!? 終了

  10月11日(木曜日)

こんにちは 何だか暑くなってきました・・・ 教室でお稽古をしているみんなの熱気でしょうか・・・? 気温かな? 朝夕は涼しいものの、まだまだ暑さの残るお昼間。もう十月も十日を過ぎているのに・・・ 

先日、体育の日に、彩匠では恒例の「秋の夜長の観賞会」を会場もおなじみになっている「新渓園」で開催しました。 当日は非常に良いお天気で、日中は汗ばむ陽気。。。 夕方には涼しくなってくれたので、会の時間帯(夕方4時から8時まで)は心地よく過ごせたように思います。 

当日朝、新潟から商品を乗せて、Sさんが、ご夫婦で来てくださいました。 遠かったと思いますが・・・来る道中も楽しんできたとかで、元気そうで安心しました。 奥様は、私達と同じようにお着物の着付けのお稽古をしておられるので、話も弾みます。 

           

今年の内容は、「牛首紬」です。 しつらえは、出来るだけシンプルに!をこころがけました。 

  四時会場で、早くこられた人は用意した説明パネルや、ビデオ、そして希少な実物の牛首紬を見ています。

     

五時からは、パネルを使っての牛首紬の製作工程の勉強会です。 つたない私の説明を、勉強熱心な、わが彩匠の生徒さんは一生懸命聞いてくださいます。 一緒に石川県の加藤機業所まで出かけた皆さんの力も借りつつ、何とか無事終了。 ちょっと長くて。。。皆にしんどい思いをさせましたね。 ごめんね!! でも、牛首紬の三つの特徴はよくわかってもらえたように思います。

      

そして、一生懸命勉強したらお腹が減る!! もう一つのお楽しみ。若い男の子達が作ってくれるお弁当をいただきます。 いつも考えて考えて作ってくれていて・・・ 美味しいんだよね!

              

食事の後は、試着タイム。 数が少ない牛首紬の訪問着・・・三着も!!

 道具の材料が無くなって、作ることの出来なくなった「シケ引き」の着物をはじめ、色無地や小紋が30点近く

        お洒落な帯も沢山

時間が限られているので、てんやわんやですが、 皆がそれぞれ自分の似合うものを見つけたように思います。 今回も、多くの方々のお力をお借りして、会が実現しました。 本当に有難うございました。 そして、牛首紬を途絶えさせること無く、現代まで守り続け、後世に伝えてゆく為に、絶え間ない努力をし続けておられる、職人さんたちに、本当に感謝しつつ、会を無事終えることが出来ました。 反省点も、力不足も、目いっぱい感じつつ・・・ でも、生徒さん達の熱心な姿に力をもらった会でした。