第11回認定式 無事終了

2月21日(火曜日)

こんにちは すっかりすっかりご無沙汰です・・・ ごめんなさい

彩匠では二日前の2月19日(日曜日)に「第11回認定授与式」を無事終了しました。 毎年お世話になっているホテルでの認定式は、普段なかなか着る機会の無い「訪問着」や「付け下げ」「色無地」「色留袖」など、礼装の着物での参加が大多数を締めます。 礼装のお着物って本当に華やかです。 会場がパーッと華やかになります、30名を超える着物姿だけでも圧巻ですが、それが礼装の着物になると、一段と!! 着物ってやっぱり素敵だなぁと再確認します。 正直、見とれてしまうほどの光景ですよ!!

     

そもそも「認定式」とは!?  一年間お稽古を頑張って、三級、二級、一級、着装、助教授、教授、着付け師、講師などの資格をそれぞれが目指してお稽古をしています。 (誰からも強制は無いので、あくまでそれぞれが、自分のしたいことをしていますね。 資格は良いから自分のしたいことを自分で決めてお稽古をしている方もいらっしゃいますよ。) 目指した資格を試験を受けて合格した方々の「認定書の授与式」がメインです。 そして、毎年その中から、4名ほどの方々が、みんなの前で、実際に自分で着物を着たり、モデルさんやボディに着せ付けたりと、「実技披露・技術披露」をしてくださいます。 大変なプレッシャーと戦いながら・・・ですが、皆さん本当に上手にされます。

 見せていただくほうも一生懸命です

 今年は二級の方が、礼装の着物の自装(お道具を使っての帯結び)を見せてくださいました。 隣で一級の方がボディに振袖(帯結びはふくら雀)の着せ付けを見せてくださいました。 お二人ともお見事でした!  続いて、助教授の認定を受けられた方が、留袖の自装を。 着付け師の更新の方が、娘さんをモデルに袴の着せ付けを見せてくださいました。 さすが上級のお稽古をされているだけあって、さすが!!の出来でしたね。  皆さんお疲れ様でした。 

続いては写真を見ていただきながら、これまでの彩匠の様子を見ていただきましたね。 彩匠で取り組んでいること一つ一つにどんな思いが込められているか、知っていただけたと思います。 

最後に毎年恒例の講師、着付け師による提案・・・今年は「細帯で楽しむ春夏秋冬」と題して、細帯(小袋帯・半巾帯)の帯結びや、格、等を勉強してもらおうと、寸劇を含めてみていただきました。 なかなか台詞が覚えられなくて、ぎりぎりまでの調整で、苦労しました。 わが彩匠の女優さんたちも大変なプレッシャーと戦っていましたが、当日が一番の出来だったと思います。 ご苦労様でした!! 

全てを彩匠のメンバーでまかなうので、 準備から片づけまで、ナレーション作りから当日司会、裏方全てが手分けをしつつ・・・本当にみんなの協力があって初めて行うことが出来ます。 有難うございました。 きっと19日の夜は皆爆睡だったと思います。 本当にお疲れ様でした。 

そして、毎年日程を調整して、来賓として参加してくださる蔭山先生、遠いのに本当に有難うございます。 そしていつもお世話になっているクリーニングの井ッ美さん。今年は会場にお花を届けていただいて本当に有難うございました。 とっても嬉しかったです。 そして「会場に展示したいから・・・」と無理なお願いを快く了承してくださり、素晴らしい振袖をお貸しいただいた京都の染やMさん、本当に有難うございました。 最後に、いつもいつも勝手ばかりをお願いする会場のスタッフの皆さんに心からの感謝を・・・有難うございます。 来年も宜しくお願いします!! 

認定式が終わると、やっと少しホッとして、日常のお稽古がはじまります。今年もそれぞれが、自分の目標に向かって頑張るんでしょうね・・・ 私もボーっとしてはいられません。 しっかり目標を持って頑張りますね!!