お雛茶会

3月24日(木曜日)

こんにちは ここのところ日々更新です・・・ 京都の弟分から、「姉さん更新できてませんよ!」と渇が入りました・・・ 頑張ります。

実は3月13日(日)に足守の常光庵で、お茶道具やさんの奈々瀬さん主催の「ひな茶会」があり参加してきました。それこそ地震発生から間もなくの開催日だったので、主催者も開催を悩まれたそうです。(おまけにご親戚が被災地におられたようで、その胸中を思うとなんともいえない気持ちでした。)が、ひとつでも明るい気持ちになってもらいたいと、開催に踏み切られました。

当日は、我が彩匠から11名参加です。(クリーニング屋さんの男性も参加です。) 最初に小学生の子供達が点ててくれたり、運んでくれたお茶を二服頂きました。 私を筆頭に、お茶は初心者という人もいたのですが、子供たちの可愛い仕草や、真剣な顔に何だかとってもリラックスして、本当においしいお茶を頂くことが出来ました。

その後 お昼ごはんをいただき、午後のお楽しみは・・・ なんとお部屋を貸していただき自分たちで、自由にお茶を点てていただきました。 

     

     

       

11人という多人数が幸いして、一部屋貸切状態でした。 参加者の中には、裏千家、表千家 それぞれで習っている方がいらっしゃったので、お手前をしていただきました。 初心者の私たちは、色々な違いがある事を目の前で見せてもらい、又仲間内だからこそ遠慮なくさまざまなことを聞いて、教えていただきました。 

お茶は全くはじめて、と言う方が、「始めてのお茶会がここで良かったです。最初にいたところが、あんまり堅苦しくて、緊張するところだったら、二度と行かないと思うから。」と話してくださいました。 確かにそうですね・・・ 主催者の奈々瀬さんは言います。「茶道はもともとは、一杯のお茶をいかに美味しく飲んでいただくか。その思いから始まったものです。 いつの間に堅苦しく敷居の高いものになってしまったんでしょう・・・少しでも本来のお茶の楽しみを多くの人に知ってほしい!! 素晴らしい日本のおもてなしの文化なのですから・・・」 本当にその通りですね。 今回は、その深い思いが反映された会だったと思います。

あまりの楽しさに(いつもの事ながら・・・)時間を忘れてしまいました。 気が付いたら夕方。ビックリして帰りましたが、でも何だか心が暖かい帰路だったと思います。やっぱり日本の文化って、奥が深い・・・知れば知る程きっとあったかいんだろうなあ~ 素敵な経験を有難うございました。 皆さんも又、機会があれば是非一度!!