お稽古&お教室

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11月 6日 (火曜日) 曇り

 今日は火曜日 午後からは学院長先生は出かけてのお稽古です。  久しぶりに、だれーもいないお教室です。 事務所部屋は隣です。 いつもは楽しい笑い声や、ため息や、キモノの絹ずれの音・・・いろんな音が聞こえますが、今日は静かです。 う~んちょっと寂しいかな。 お部屋も広く思えます。 

 教室は12畳に広縁を入れると全部で、15~16畳の広さです。 1人で、マンツーマンのお稽古のときもあれば、6人以上でするお稽古もあります。 基本的には鏡がなくても着れるように、20分から30分自分で着て出かけられるように。それが我が彩匠の本当の基本です。 そして、「お稽古のためのお稽古は絶対しない」これが我が彩匠学院長のモットーです。 何度も何度もきもののお稽古をされてる方、以外に多いんです。 基本的にキモノが好きなんでしょうけれど・・・ お金も時間ももったいない!! 

 なぜ折角お稽古したのに、着れなくなるのか? 答えは簡単です。 着ないから! もっと正しく言えば着る機会がないから! 

 当たり前と言えば、着れなくなって当たり前なんです。 着なければ忘れてしまう!! だから、わが彩匠では、着る機会を作ることも学院の仕事の一つだと考えています。 一人で、着物姿で出かけるのは勇気がいります。 だって、キモノだと、必ずといっていいほど振り向かれます。じろじろ見られることも・・・ それも年齢性別関係なしです。 外国の方なんて、「ワンダフル!! ビューティフル!!」といって、バシバシ写真を撮る方もいらっしゃいます。「私モデル料高いんですけど・・・」の冗談を言っても通じるはずもなく・・・ あの写真はどこへ行くのだろう~ と何度思ったことか・・・  それらの場合ほとんど100%キモノをご覧になっておられるのであって、中身の私を見ているのではないのですが・・・ やっぱり緊張したり、恥ずかしいものです。 (慣れてくると、快感になったりもしますが・・・)

 我が彩匠では、お花見や浴衣会、花火見物やランチ、観月会、時には京都までキモノでお出かけします。 お稽古の時にもキモノを着て来られたり、教室でする展示会や各種勉強会にもたいていほとんどの方がキモノでこられます。 最初は時間もかかりますし、不安もありますが、どんどん慣れてきます。 着ることにも、着て出歩くことにも・・・ そうやって、キモノを着る機会、来て出歩く機会が多ければ多いほど、間違いなくどんどん上達してゆきます。 何よりの上達の近道なんです。

 きもののお稽古は一度で十分!! 着物姿はどんな方でも喜ばせることが出来ます。 恥ずかしがらずにどんどんキモノで町を歩きましょう。 知ってますか、キモノを着ているだけで得すること、町に出ると結構多いんですよ!! 

 その為にも、まずは基礎基本をきちんとお稽古することです。人生の中でたった一度で構いませんからね!

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