もう二月が終わる・・・

2月26日(金曜日)

こんにちは・・・年初めからすっかりご無沙汰してしまって、申し訳ありません。

ハイ、彩匠は目が回るくらいの忙しい二ヶ月間を過ごしていました。

一月の「成人式」に始まり、恒例の催匠展示会「彩展」

二月には「京都の老舗帯メーカーの岡山の展示会」、週末には「劇団こすもす」さんの着せつけのお手伝いが、二週間にわたってあったり・・・

二日後には彩匠の最大で、最重要催時の「認定式」を控えています。

当然その間にも生徒さん達一人一人はそれぞれの目標に向かいお稽古を日々積んでおられます。

今年の成人式は、一番早いところが二時半集合!? 「二時半!!」と聞きなおしたくらいですが、早朝から多くの新成人の方々の着付けをさせていただきました。 ベテランから新人まで多くの着付け師が、自分の与えられた場所で、懸命に着付けをさせていただいた事は言うまでもありません。それぞれが喜びと反省点と悔しさを抱え・・・既に来年に向けてのお稽古は始まっています。 個人的には、わが子の成人式でもあり、「息子」の袴姿に大きくなったなあ~と改めて感じた成人式でした。

そして、恒例の「彩展」

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いつもは「洒落モノ」の需要が圧倒的に多い彩匠なんですが・・・今回の展示会では、「色無地」「江戸小紋」の必要が大きかったようです。

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今回の展示会も沢山の方々のおかげで、無事に開催する事が出来ました。 多くの事を学べた展示会だったと思います。 本当にご協力ありがとうございました。

二月に入り、「岡山シンフォニーホール」で開催された、京都老舗帯メーカーさんの展示会では、普段京都まではなかなか足をのばす事の出来ない生徒さん達も、沢山の素晴らしい作品を見て触って勉強する事が出来ました。それだけでなく着物についての「講義」を受けることにより、民族衣装である着物に対しての興味が広がった事と思います。

「劇団こすもす」さんは、岡山の「金光町」を拠点に活動されている劇団さんですが、御縁があってもう何年も前からお手伝いさせていただいています。が、なかなかこれが手強い・・・年々ハードになっています。幽霊役の着付け(打ち合わせが逆)くらいはお手の物、5分で着物を長襦袢からすべてお着替え!! 舞台袖の真っ暗な中で、音も気にしつつ脱がして着せる・・・ 今年はとうとうピタピタのワンピースから着物に着替える。それも5分で(補正から!?) 更には「5分で着物から着物に着替え、ヘアーとメイクも変えたいんです。」う~ん!!「出来ない事は出来ないと言ってくれ!!」との悲鳴を上げる私を尻目に学院長は「やってみないと、出来るかできないかわからないよね?」と・・・  悲鳴を上げる早着替えを3枚ほど含め合計18枚の着物を男性 女性、10代から70代まで様々な方に着せ続ける内容でした。 何とかなっちゃうところが怖い!!

続いては二日後に控えている認定式 準備は万端 お天気も心配なさそうです。彩匠らしく、皆で楽しみつつ頑張りたいと思います。終わりましたらまた御報告をしますね。