今年も無事、成人式終わりました。

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1月22日(木曜日)

こんにちは。まだまだ毎日寒い日が続きます・・・インフルエンザや性質の悪い風邪が流行っているようです。皆さん気を付けてくださいね。

さて、今年も1月11日の日曜日、倉敷市の成人式が行われました。

今年は嬉しかった事に、一人も「具合が悪くなって着物を脱いで帰る。」という方が出ずに済みました。ほんとに嬉しい~! 昨年末、実行委員の方に「自己防衛の仕方」「立ち居振る舞い」等をお伝えする機会があり、それをフェイスブックに上手にまとめて、のせてくださいました。少しでも役に立ったのかなあ~ なんて思っております。何せ、お直しに行き始めてから、初めてでしたから!!

当日は一番早かった組は、三時半から着付けスタートでした。という事はヘアメイクは三時スタート・・・毎年の事ですが、お互いに大変です。今年は思ったほど寒くなくて、ひとまずホッとしながら着付け会場に向かいました。午前中は日も差し、温かかったのですが、お昼すぎてから、風が強まりそれだけでも寒いのに非常に冷たい風で・・・朝は暖かかったのに、お昼から寒いというより、冷たい、痛いって感じでしたね。

今年も彩匠では、フォトスタジオさん、美容院さん、貸衣装屋さんなど、着付け師はそれぞれの持ち場に出向いてゆきました。 20分で一人を着せあげる現場あり、30分で着せあげる現場あり、二人着付けで、どんどん着せあげてゆく現場あり・・・それぞれの場所で、求められる事は多少の差はあれど、基本「心地よい着付け、その方らしさを出した着付け」をめざして振袖や袴を着せ付けさせていただきました。 私たちが何人着せようと、着せていただく方は皆さん一生に一度の人生の節目、成人式の御衣装です!「お祝いの」気持ちを込めての着付けでもあります。

何より、成人式の着付けはその方の人生にとって大きな分かれ目になります。

「着物を好きになるか、嫌いになるか」

私自身成人式には出席していませんし、その当時母に「着物なんて無駄なものはいらない。」といった人間です。が、今はどっぷり着物の世界に浸かっています。だからこそ、「着物を着る」という事にどれだけ大きな背景があるか、どれだけ人生を豊かにしてくれるものがあるのか、身にしみてわかっています。成人式で、つらい着物の思い出を持ってしまったら・・・その方の人生の中に「再び着物を着よう」と思う日が来るのだろうか・・・いつも考えながら、彩匠では日々のお稽古に取り組んでいます。

さて、来年はわが子の成人式でもあり、同時に気づくのは・・・ぶっちぎり人数の多い学年だった!!今から来年に向けて、まずは体力づくりからですかね。

新成人の皆さん、皆さまの輝ける将来、お祈り申し上げます!!