成羽町 「月見の宴」

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9月30日(金曜日)

さて、本日二つ目のブログ更新です(笑) 出来るときに出来ることを!! 勝手ですみません・・・

去る9月17日(土曜日)総勢5名で、成羽町の「月見の宴」に行ってきました。 もうどれくらいになるんでしょうか・・・彩匠ではこの時期の着物を着てのお出かけの場所として、すっかり定着している催事です。

成羽町美術館(安藤忠雄 作)はコンクリート打ちっぱなしの、ちょっと個性的な建物ですが、美術館の裏手には「流水の庭」と呼ばれる水の流れる結構広い(浅いですが)御池があります。 お天気さえ良ければ、その池の上に畳敷きのステージを作り、川船を浮かべ、ススキを飾り、かがり火をたく。 極めつけは係りの方が時々ステージの下に投げ入れるドライアイス。はい、スモークになるんですね・・・ 最初にうかがった時はその「しつらえ」だけで、ノックアウト!でした。 ものすごーく雰囲気あるんですよ~!!

演目もお琴や三味線、尺八や詩吟、初めて「狂言」を生で観たのもここでした!! 地域の方の発表もありますが、チラホラプロの方も混ざっているようで、約3時間どっぷり「幽玄の世界」に浸れます。

今年は残念ながらお天気が悪く、お隣の広い会館内での開催となりました。

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今年もお琴に三味線、尺八に詩吟、狂言と盛りだくさんでした・・・ その中でもお稽古を始めて2年めの小学3年生の男の子が引いたお琴に驚かされました。 最初は先生と一緒に引いてくれましたが、その力強い澄んだ音は素晴らしかった。 さらにその後一人で一曲。なんと歌まで歌ってのお琴の演奏は本当に圧巻でした。

そして、お楽しみの狂言も!! 日本の古典文芸ってやっぱり素晴らしい。 同時にお茶席も用意されているので、途中でお茶も楽しみました。 出演者の方は皆着物姿ですし、会場内も着物姿多いんですが・・・5人が同時に動くので目立つのかもしれません。 後から、「テレビに映ってたよ!」と人づてに聞いてちょっと驚きました。

帰り道はかなりの雨ふりでしたが、たまにはこんな風に、普段とは違う時間を過ごすのもいいもんです。 参加して下さった皆さんありがとうございました。 成羽観光協会の皆様、いつもお心遣いありがとうございます。 来年はお天気で、流水の庭のステージで雰囲気倍増の月見の宴に行きたいものです。