立春です。

 

    

2月4日(水曜日)

 こんにちは 今日は少し暖かいかな・・・?  暦の上では立春! 春ですね・・・ (寒いけど!!)  どうしてでしょうね”春”って何だかワクワクしませんか?(単純な私だけかも・・・)

 と言うことで、単純な私は”春”を身近で探してみました。 写真一段目がそうです。 植えっぱなしのヒアシンス。毎年ちゃんと花を見せてくれます。 頭がのぞいてからが、長い・・・ 「頑張れ!頑張れ!」と応援しながら、自分もがんばろー!!と・・・  

 我が彩匠でも、無事成人式の着付け、彩展が終わり少しホッとしています。が、みんなのお稽古はなんら変わらず、熱のこもった一生懸命なお稽古が続いています。 よく遊び、よく笑い、よく食べ、よく学び、よくお稽古する生徒さんたちは、我が彩匠の宝物です。(ちゃんとお食事会も行ってきました。 倉敷市の観光キャンペーンで、”LUNCHいただきます!!”3月15日まで開催中です。倉敷の各ホテルなど29店が参加。どれも1500円ではお徳!のランチが目白押しです。 ちなみに少なくとももう一度は別のお店に行く予定です!)

  

 写真は何かわかりますか? 可愛いでしょう! 和裁のお裁縫セットです。 実は2月から和裁を習うことにしたんです。 息子の体操服のゼッケン付けにも四苦八苦する私が何故・・・ (実は半襟付けも大変なんです私・・・)

 今年はじめにお世話になっている大阪の小売屋さんにご挨拶とお願いに行きました。 そこで、普段はとっても優しくて、穏やかな奥様が、「あなたに会ったら、絶対話そうと思っていたことがあるの。」と私に真正面から向き合ってくださいました。 「あなたの立場、これからの事を考えると きちんと和裁を習いに行きなさい。 それも学校のようなところでは駄目よ。 和裁にはいろんな知恵が含まれているの、そんなたくさんの知恵も一緒に教えてもらえるような、知恵袋を持った年配の腕のいい先生に一から教えてもらいなさい。絶対に必要よ。」と・・・ 

 もちろん我が彩匠の学院長は和裁をされます。今でこそ忙しくて無理ですが、昔はご自分のきものは全てご自分で仕立てておられました。 でも私は、今時の者にもれず和裁どころか、縫い物そのものが苦手・・・苦痛・・・ 

 寸法、仕立て、仕立て直し・・・ 確かに今の私の立場では絶対に必要で、いくら教科書上で勉強しても、そのとき限りでなかなか身につかない、相談を受けても満足な返事がしてあげれない・・・ 感じていたんです、何とかしなければ・・・ だから正直痛いところを突かれた! という思いと、そうか実践で身に付ける手があった!という思いとが交錯しました。 そして、今がその時だと感じたんです。 思い立ったが吉日。 岡山に帰ってきて、すぐ先生を探しました。 そして又、人から人へ繋がって、和裁の素晴らしい先生に教えていただけることになったんです。 

 この金曜日からスタート。 満足な裁縫箱さえ持っていなかった私は、道具から!です。 こうやってブログに書くのも、逃げ出さない為かも・・・ 何せ不器用な私、人の何倍も時間がかかります。 当分イヤ長らく苦しむでしょう・・・ でも、新しいことを始めるのは、ワクワクします。 少しでも今の自分から成長できるんですものね。  又、苦しみと喜びの和裁体験お伝えしますね。 笑いながら読んでやってください。

 「何でも時があるんだな~」と「そしてその時を逃してはいけないんだな~」と実感します。 そして真剣に考えて、助言を下さる方がいてもらえる幸せを感じます。  息子の小学校時代の担任の先生が話してくださったことを思い出しました。 「チャンス君はどの人の前にも平等にやってくるんだよ。 でもチャンス君には前髪しかないんだ、だから自分の前にチャンス君がいるときしか捕まえることは出来ない。 後ろ髪は無いから捕まえれないんだよ。 よく見ていて、自分の前にいる時にチャンス君を逃さないように頑張るんだよ。 ずーっとチャンス君は前にはいてくれないんだからね。」 子供にわかりやすく話して下さった言葉ですが、妙に心に響いたのを覚えています。  

 大人になればなるほど、何かを始めるのは自分で考え自分で決める。 自分で・・・って難しい。 今はすごい不景気で、失業されて困っている方々の話を毎日新聞テレビのニュースで見ます。 でも、こんな時代だからこそ、技術を身に付けている強みを感じます。 着付けって時給に換算するとすごい金額になります。 今の仕事にプラスアルファーになると思うんです。 和裁も上達すれば・・・ まあ私の場合は人の三倍も四倍も時間がかかるから難しい・・・ けれど、こんな時代だからこそ、誰にも負けない技術を持つことは本当に素晴らしい!!  自分を振り返っても、彩匠の生徒さん一人一人を振り返っても そう実感します。ただし、技術は一度身に付けたら完成!とはいきません。 ほおっておけば間違いなく腕は落ちます。 だから日々精進。 一人はつらいけど、彩匠には仲間がいます。 皆一緒に頑張ろうね!! よろしく!