きもの学院 彩匠

   

12月8日(月曜日)

こんばんわ 寒くなりましたね・・・ 

朝、我が家の屋根の無い車庫に止まってる車は真っ白!! フロントガラスにかけたお湯はアッという間に凍り付いてしまう・・・ 苦手な冬がやってきました・・・ 

先日京都へ、行ってきました。 一月の展示会の商品を選びに。 日帰りの日程ですから、朝6時半には家を出て(もちろん着物姿です)、八時過ぎの新幹線に乗り京都に九時半ごろ到着。 駅に出迎えてくださる方のお車で、一路メーカーさんへ・・・ 帰りに京都駅にたどり着くのは早くて夕方6時過ぎでしょうか。お世話になるメーカーさん、機屋さんを順にめぐり、担当者と相談しながら、生徒さんの顔を思い出しながら、商品を選び続けます。  「大変でしょう!!」と皆言ってくれるのですが・・・ 

実は、私はたくさんの着物や帯に囲まれて、至福のときだったりするんです。 夢見心地!? 現実離れ!? ・・・ちょっと危険な感じがするといけませんが・・・ 我ながら「本当に私は着物が好きだなあ~」といつも再確認です。

それに加えて、そこで接する一人一人の方が本当に好きです!! (おじさんばっかりなのですが・・・)  いつも未熟な私共にご自分の貴重な体験を含め、知識・知恵・技術・アイデア・・・生き方に至るまで、多くのことを与えてくださいます。

今回も、と~っても考えさせられて、目から鱗! みたいな事がありました。  

彩匠は「着付け学院」か? 「きもの学院」か? その違いって大きいんです。 大きくないとおかしいんです!!

我が彩匠は「きもの総合コンサルタント 彩匠」です。 では、彩匠の目指すべき姿は?

着付け学院なら、着付けだけを教えればいいんです。 自分で上手に着れるように、人を上手に着せれるように、それだけ教えるのが「着付け学院」。

「きもの学院」は着る、着せるの技術に加えて、きものに関する知識、立ち居振る舞い、作法、エトセトラ・・・ きものを着てさらに美しくなれるよう、たくさんの事を生徒さんに伝えてゆかなければいけないのではないか? その為には先生方も人としていつも勉強してゆかなければいけないのでは? と気づかされました。 正直「痛いところを突かれた!」って感じでしょうか・・・ その為には、一つ一つをもっと丁寧に、大事にしてゆかなければいけないとも教えていただきました。 人にも自分にも正直に。

忙しさにかまけ、不出来な自分に言い訳して・・・ 誰しもそうなのかもしれません 人間は弱いものですから・・・  でも、そんな私共に、真正面から「一緒に頑張ろう」と向き合い、話してくださる方がいるうちが華だということは重々承知しています。 ありがたく幸せなことです。本当にありがとうございました。

 来年の新しい「きもの総合コンサルタント 彩匠」に向け、気持ちを引き締め、新たに頑張ろうと心に決めた、師走の京都でした。