彩匠恒例 彩展(いろどりてん)
3月7日(火曜日)
本日二つ目です!
去る1月21日(土曜日)~23日(月曜日)まで、彩匠恒例の彩展を今年も開催しました。 今年はお洒落着に力を入れた構成で、沢山の作品を見ていただいました。
お洒落着に求めるものは・・・より自分らしく、力が抜けた自然な感じの装いでありつつ、あらっと思わせるポイントを置き・・・そうなんです。より我儘な要望は増える一方で、用意する方は本当に大変です!! まあ女性ですから、美しくなることへの貪欲さは無くなってはダメなんですが・・・大変なんですよ(笑)
勿論 改まった席の装いでさえ「自分らしさ」は大切です。
一つ一つのこだわりのある作品たちは、本当に個性的。 更にどう組み合わせるかによって、表情が変わります。 勿論着物や帯だけではどんなに素晴らしくでもダメ。着る人自身を美しく見せてくれるものでなければ・・・
様々なアイテムが並びます。
それぞれの取引先が、どんなに頑張って作品を揃えてきてくれている事か・・・
長年の担当者は、私や先生以上に生徒さん一人一人に似合うものを、用意してくれています。中には、「個人的で申し訳ないけど、こんなの着て欲しいんや~ きっと似合うと思うから」という言葉まで飛び出します。
そして装いを完成させるために、無くてはならない小物達。 写真では少ないですが・・・「足らないよ~!!」と電話した私に小物の担当者「沢山の展示会が同日開催で、店には商品がもうないんです・・・わかりました、職人のもとへ行って出来上がってるものを持ってきて、送ります。当日朝着になるけどいいですか?」と・・・「そこまでは・・・」と驚く私に「大丈夫、行ってきます。」と動いて下さいました。そして、会を開催するまでに、沢山の帯締め帯揚げが届きました!!
そうなんです。今回は特に全国の小売屋さんの初市と同日開催になってしまって・・・取引先はどこもてんやわんやだったはずなんです! その中で、こんなに沢山の作品を揃えて下さった取引先に本当に感謝します。
会が始まってからは、写真を撮る間はほとんどなく・・・ 三日間沢山の生徒さんが来て下さった賑やかな楽しい会になりました。大学生の生徒さんや、生徒さんのお嬢さんなど今回は若い方々が多く来て下さり、自分に似合うものを見つけて喜ぶ姿は、こちらにも何倍もの喜びを与えてくれました。持ち物を更に生かすための帯合わせや、小物合わせ・・・出来上がっていくにつれて、着て行く場所のイメージが広がります。綺麗になってく姿、新しい自分の魅力を見つけた瞬間、女性って本当に美しく可愛らしい・・・ そのお手伝いができる事を心底幸せだなあと思うのです・・・ちょっとジェラシーを感じる事も事実です(笑)
今回も沢山の愛情を思いを熱意を沢山感じた三日間でした。 取引先の皆さま本当に本当にありがとうございました。 お手伝いに来て下さったFさんOさん、そして年明け皆が非常に楽しみにしている「美味しいぜんざい」を作ってふるまって下さったK先生本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。 そして、寒いなか三日間参加して下さった生徒の皆さんもありがとうね。 綺麗になった人は皆にその姿、しっかり見せてくださいね。