「腕のケア講習会」

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7月29日(水曜日)

こんにちは。今日も暑いですね!! 教室付近ではお昼すぎに雨が降ったものの・・・現在はカンカン照りです。 皆さま熱中症など体調に気を付けてくださいね。

さて、先日7月17日彩匠では、着付け師を中心としての、着付けによる腕の疲労を軽減するための「腕のケア講習会」を開催しました。 早朝に、台風が倉敷を通過していった日でもあり、15時からと19時30分からの開催でしたが、限られた参加者でした。

今年の成人式後に疲労を訴えた人も多く、かくいう私自身も、今までにない疲労と腕の痛みで、散々な思いをしました。 着付けって、綺麗な仕事に見えますが、実際は体力、気力勝負の肉体労働なんです。更に来年、再来年は今年よりも新成人の人数が多い事が判明! 着付け師一人一人にかかる仕事量が増えるのは確実です。

さて、どうしたらいいか? 考えた末にいつも整体でお世話になっている「オフィス ニコスコ」の「高野先生」に相談しました。まず最初は着付けのフォームをチエックしていただき、少しでも負担の少ない着付けの方法を考えてもらおうと計画したのですが・・・長年受け継がれている着付けの方法には、既に考えつくされていた跡が見えてきました・・・更に、一人一人着付け師の身長も違えば、着せつける相手の身長も違います。これは一人づつのチェックが必要という結論(希望者はチェックしてもらえます)

全員に出来る事・・・着付け前にも着付け後にも、さらに言えば普段から腕の疲労を減らしておく事は出来ないか?と相談して、彩匠の着付け師の為の腕のケアプログラムを作っていただきました。

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すみません。昼の部は私も講習を受けたので・・・自分の事が一生懸命過ぎて、写真は一枚しかありません・・・ 毎日無意識に酷使している手を、こんなにまじまじと見た事はなかったように思います。 腕、手、指一本一本・・・だんだん愛おしさが増してきました。そんなに長時間でも、力を入れたわけでもないのに、手がポカポカしてきました。指を広げる、指を反らせるそれがとっても大事なことだと実感しました。

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夜の部ではしっかり写真撮れました! 丁寧に指導をして下さるので、安心です。今現在の腕の痛みや疲労をチェックする方法も教えていただき、自分の身体のチェックをする目安が出来たのは、非常にありがたかったですね。 筋肉を緩めたり活性化させる方法も!日ごろから疲労を貯めないで、たまった疲労を出来るだけ早く解消してやり、いつも腕や指、手首などを良い状態に保つために、出来る事・難しくはないけど、だからこそ継続するのが難しい・・・ 「何回やったらいいですか?」の問いに「一日一度もやらなかったという日が無いようにしてください」との先生の返事が印象的でした。

彩匠では、教室内にこのプログラムを解りやすく写真で紹介している資料を展示してあります。お稽古を始める前、お稽古後ご自身の腕や指をいたわってあげてください。そしてこのプログラムをご自身のものにしていただければと思います。