彩匠認定式「早春の門出」

011-1  014-1

2月20日(木曜日)

こんにちは、いいお天気ですが、空気が冷たいですね!! 

さて、彩匠では先週の日曜日16日に一年で一番大事な行事「早春の門出」 そう、認定式を無事に終えました。 うえの写真は、それぞれ彩匠がお世話になっている取引先からいただいたお花です。 当日は、会場内をグッと華やかに盛り上げてくれました。 今は教室の玄関のところにそれぞれあって、皆側を通るたび、「綺麗ね~」と思わず声が出ています。

二日前には又雪が降り、一時はかなり心配もしましたが当日の16日は良いお天気で、ホッとしました。 

毎年借りている会場は、勝手知ったるなんとやら・・・ 会場でお世話をしてくださるスタッフとも気心知れたもので、「又今年も宜しくお願いしま~す!!」と気持ちの良い一日のスタートをきりました。 

昨年は、学院長が「苦難の年、辛抱の年」と述べた位、生徒さん皆さんに様々なことがあり、お稽古そのものもなかなか進まず、認定者も一番少なく、認定式出席者も今までで、一番少なかった・・・なので、スタッフとしてお手伝いいただいた生徒さんも、一人で何役もこなす事になり大変な思いをさせました・・・が、皆とても気持ちよくお手伝いくださり、細かな点も気遣ってくださり、本当に助かりました。 皆ありがとうね!!

005-1  受付のお手伝いをしてくださいました。 予定して無くても「何か出来ることある?」ときいてくださり、じゃあ!! とお言葉に甘えたり。 本当にありがたいです。

004-1  006-1  007-1 

始まる前の会場の様子です。 プログラム中は、プロのカメラマンに入って、丁寧に撮影してもらっていますので、自前のカメラにはこれぐらいしかありません・・・ 

始まる前は、いつもの会場が妙に広く感じられ、少し寂しい気もしましたが・・・ プログラムが始まってしまうと、何だかゆったりとしてとても良かったように思います。 

メインの認定証の授与式を終え、写場にて記念撮影。 会場に戻り、来賓による挨拶及び、乾杯。その後少しの食事時間をとり、今年は着付け師による技術披露。

いつもは見られない「補整」をボディを使うことで、しっかり見ていただきました。 タオル、ガーゼ、さらしによるそれぞれの補整を人数の少なさを逆手にとって、より近くでじっくりと見てもらえました。 そして、それぞれ振袖、留袖、袴(ブーツの場合)の着付を見ていただきました。 その途中、たくさんいる着付け師それぞれに、「何故着付け師になろうと思ったのか?」「着付けに行って気をつけていることは?」「下見に行きますか?その時してくることは?」「着付けの最中どんなお話をしますか?」「成人式の着付けのとき、お客さんから言われることは?」などなどインタビューを交えました。 

その後は「講師、着付け師による提案」の時間です。 毎年内容は様々ですが、今年は「紋様(柄)に込められた意味と思い」~着物は人を守るもの~ と題して、柄についての勉強をしました。 各テーブルの上に柄のカードを用意して、子供の着物(お宮参りや七五三)に相応しい柄、振袖に相応しい柄、留袖に相応しい柄を、テーブルの皆で協力して選んでいただきました。 「あ~でも無い、こ~でも無い」と皆で、頭をつき合わせてかなり悩みながら選んでくださいましたね。 そして、答えあわせとともに、それぞれの柄の意味を説明しました。 感心したり、驚いたり・・・ 改めて日本人って、凄いなあ~と思いましたね。そして、こんな大事なことが、素敵なことが伝わっていってないことを改めて非常に残念に思いました。 

続いて、ガラッと様子は変わります。 出席者全員強制参加のゲームの時間です。 今年は「まめにたすき」と題して・・・ たすきがけを覚えて帰っていただくのが、狙いですが・・・ たすきをバトンの代わりにして、テーブル対抗戦です。 スタート!の声と共に、たすきがけをして出来たら、小さな小さな黒豆を長い菜ばし(先を鋭角に削ってある!!)で、お椀からこれまた小さなお皿に移してもらいます。 一人制限時間は一分半。 おもしろかったですね~。 たすきがげが早く出来ても豆がつまめなかったり、たすきがけに時間がかかっても、豆は異常に早くつまめたり・・・ 大笑いでした!! 

認定式とは昨年一年間の総決算であり、今年の新たなスタートの時でもあります。 昨年一年、どれだけの人に支えられ、励まされて今の自分があるのか、そして今年一年自分が何をしたいのか、このタイミングに考えさせられます。さあ、今年もそれぞれの目標に向かい、一緒に頑張りましょう。