彩匠の着付けとは・・・
12月25日(水曜日)
こんにちは。 今日は良いお天気で嬉しくなっちゃいます。
ここのところ、彩匠では、ある意味「特別」な着付けが毎週のように続きました。 最初は、沖縄の民謡を歌われる「歌手」の着付け。
さすがに奄美大島の方だけあって、本場大島紬・・・素敵でした。 お二人の方を二日間着せつけさせていただきました。 実は・・・昨年も同じ方(お一人ですが)の着せ付けをさせていただきました。 そして、今年は歌手の方から、「同じ方に着せていただきたい。」とお申し出をいただき、再会となりました!!
「とっても楽で、着心地が良かったんで、是非又着せていただきたかったんです!」となんとも着付け師冥利に尽きるお言葉をいただきました。 嬉しかったですよ!
そして、その後二週間(土日、土日)に金光に拠点を置く「劇団コスモスさん」の役者さんの着付をさせていただきました。 これは、超大変!! 着せる方はお一人で、その方が五枚の着物を着替えます。が、なんとこれが早着替え! 着ている着物を脱がし、次の着物に着替え終わるまで(長襦袢から着物、帯、小物まで)五分かかっては次の出番に間に合いません・・・本来プロの劇団なら、切ったり貼ったりした、それようのお着物があるのでしょうが、ここはそうはいきません。普通の着物や帯を普通に着せます。 いかに事前の準備を万端にして、手数を減らすか・・・ 本番4回 ゲネプロ2回 計6回 なんと人って凄いですね・・・馴れてくると、あれほど きわきわだった時間が、余裕が出てきました!!
劇団コスモスさんとは、もう長くお付き合いをさせていただいてます。 この前は「幽霊」の役があって、なんと死に装束を着せつけさせていただいたのを思い出します。 いつも、新たなことに挑戦させていただいてます。 怖くもありドキドキしますが、終わった後の達成感はなかなかです!!
「着心地が良くて、動きやすい。 短時間なのに綺麗に着せてもらえて嬉しかったです。」と暖かい言葉をいただき、ホッとしています。
こんな事ばかり書いてると、「特別な着せつけしかしないんですか?」と聞かれた方がいらっしゃいました。 が、 勿論彩匠では、日常の着せつけも行っていますよ!!
今教室では、成人式に向けての着付を皆が頑張っています。
成人式当日に出向く場所もそれぞれ決まり、それぞれに向けたお稽古が始まっています。 一人で着付ける着付け師は、時短を目指し!!
二人着付けは、息を合わせて、お稽古真っ最中です。
いずれも「着心地の良い着付け」を目指していることは変わりません!!