お稽古風景

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 5月26日 (月曜日)

こんにちは 今日は暑い!! 岡山の予想最高気温は30℃でしたが、どうだったんでしょう? 窓から入ってくる風は気持ちよいものでしたが・・・

今日のブログは??? 間違い?? と思われたかもしれませんね。 題名の「お稽古」???

実はこれもれっきとしたお稽古です。 ただし 「実技」 ではなく 「講義」 のお稽古です。 「ただ単にキモノが着れます、着せることが出来ます。」だけではなく、自分が身にまとっているものが何なのか、どのように作られるのかを知るのはもとより、キモノの出来る工程、染と織について、着物の採寸方法、文様や模様、格あわせ、立ち居振る舞いに至るまで、学ぶべきことは沢山沢山あります。 

実技より講義のほうが、学ぶ範囲も広く、奥も深いので、なかなか身に付けることは難しい・・・ そのときそのとき気になる事が、一番身に着くこと。と、カリキュラムを変更してまで勉強します。 

写真は 先日の展示会の時に持った疑問。 「”絣” がきちんとわからない。」 との言葉に、一緒にお稽古している三人が一生懸命テキストや資料を開き、学院長に教えていただきながら、勉強中です。一人ではなかなか学ぶのは大変ですが、仲間と一緒だと出来ちゃうんです・・・ 何度も何度も繰り返しながら身に付けてゆく・・・ 

本の上だけではなかなか理解できないことも、実物を展示会で見比べ触り比べ、自分の感触として覚えてゆく。 又、実際に作っている場所にお邪魔して、職人さんから教えていただく。  

「現場にゆく、実物を見比べる、もう一つ言うなら実際自分でやってみる!」これが一番の理解への早道だと思うんです。なかなか実際には難しいのですが・・・ 

でも、皆が真剣だからこそ、そういう道が開かれるのかもしれません・・・ 昨年も大島紬の勉強会、実際に色の刷り込みを体験させていただきました。 今年も6月に、聖徳太子の束帯に使われていた ”組” の体験会をします。 教室に ”機”を持ち込んで、皆で組んでみたいと思います。 実際やってみるとすんなり理解できることも多々あるしね。  あと、お願いしていた蚕も卵から孵ったそうなので、繭になったら糸を引き出す体験もしてみようね・・・ 楽しみながらしっかり知識を身に付けてゆく、それが彩匠流です。 皆で一緒に頑張りましょうね!!  

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