京都日帰り旅行

054-1 070-1  088-1

12月6日(日曜日)

こんばんわ 超、超、超お久しぶりで・・・ ホントすいません。

いつも気にはなりながら・・・ 忙しさに振り回されて、ホントにスミマセン。 11月にサイトを立ち上げてみたときは、「彩匠」で検索したら、2番目になっていて、”あーやっぱりきちんと更新できてないからなあ・・・” と思っていました。 なので、今回「彩匠」で、検索したら何番目になっているのだろうと、不安な気持ちで検索をかけたら・・・ 何と一番最初!! ”どれだけの方が、このページをのぞいていてくださるのだろう・・・” 何だかジ~ンとしてしまいました。 ホントにありがとうございます。 これからは、どれだけ忙しくても、きちんと更新するように努力しますね。 本当にありがとうございます。

050-1 081-1  113-1

119-1  126-1  209-1

さて、彩匠では11月25,26日に京都へ日帰り旅行に行ってきました!! 上の写真はそのとき訪れた、「光悦寺」のものです。 そう江戸時代の オールマイティ アーティストとでも言うんでしょうか・・・ 本阿弥光悦さんのお寺です。 朝方までの雨降りが、実は最高のロケーションを用意してくれることとなり、 紅葉だけでなく、苔の美しさ、空の青さ・・・何をとっても美しい・・・ 足元から大空までどこをとっても美しい、ため息しか出てこないような素敵な空間でした。

素敵でしたが・・・ 彩匠の京都旅行の本来の目的は別のところにあります。 それは・・・ 今ではなかなか見学することの難しくなった、「手機」の見学です。 それも、見学用の場所ではなく、本来の機場、つまり製品を実際に織っている場所に、 そう 伝統工芸士の方のお宅にお邪魔させていただき、実際に機織を見せていただいたりしながら、沢山のことを勉強させていただきました。 ほんの少しだけ・・・

169-1 175-1  176-1 

実際に見せていただき、丁寧に説明していただき、訳のわからない質問にも親切にこたえてくださり・・・ まさに「百聞は一見にしかづ」でした。 自ら図案を考え、糸の染めもこだわり発注し、思いを込めて織り上げてゆく・・・ 着用する人の事を考え、少しでも締め易いように工夫をこらし織ってゆく。 実はこの方の帯に私が一目ぼれをしたのが今回お邪魔するきっかけになったのです。 手触りといい、色といい・・・沢山の帯の中にあって、私は鳥肌が立ち釘ずけになった帯でした。 お会いしてみると、ご本人も、奥様も本当に暖かく、織り手の人柄が作品には出るんだなあ~と改めて思う帯なんです。 

 224-1 225-1   226-1

一日の締めくくりは、昔ながらの京都の本来の町家(個人宅)にお邪魔させていただき、建物の見学と、帯の観賞でした。 何もかも素晴らしく、何だかボーっとしてしまったくらいです。 

今回は予想を超えた参加人数になり、二日になったうえに、二日目は二班に別れ、午前の部、午後の部と分けて三回もお邪魔させていただきました。 

沢山の方々の協力により、又彩匠のメンバーは素晴らしい体験をさせていただきました。 お世話になった皆さん本当にありがとうございました。 日本の民族衣装どれだけ素晴らしいものなのか、無くなりつつある多くの優れた熟練の技・・・どうしたら残してゆけるのか・・・ 何だか私の胸の中は、ざわざわしています。  ロケット開発も、科学技術も大事かも、でも 日本の素晴らしい伝統工芸、技術 日本にしかない素晴らしいもの・・・ 日本人としてもっと自分の足元を大事にして欲しい・・・ そんな思いを強く感じた二日間でした。 だって、途絶えてしまったら復活できないものばかりなんですもの・・・ このままでいいのでしょうか・・・