”よみがえり展”(秋の夜長の観賞会)無事終了

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012-1   10月15日(木曜日)

朝夕寒くなってきましたね・・・ が、まだまだ食欲の秋!! 昨日から私は満喫です。 昨日は大阪の父母から、”丹波笹山の黒豆”が届き、今日は生徒さんが”栗の渋皮煮”を作って持ってきてくれました。 美味しい~!! 幸せ満喫です。 

去る10月12日月曜日 彩匠恒例の 秋の夜長の観賞会 ”よみがえり展” を無事開催しました。 年々参加者も増えてくださり嬉しい限りです。 が、今年はさらにご主人もご一緒に参加してくださったりと、男性の姿も増えてきたことが嬉しかったです!!

例年のごとく 新渓園で開催し、管理人さんにはすっかりお世話になりました。 ただでさえ美しいお庭に風情のある建物ですが、今年はライトアップも加わり、なんともいえないような趣のあるたたずまいの中で、開催できて幸せでした。

内容は写真にあるように、いわゆる復刻版の着物や帯、上杉謙信の胴服、井伊家(井伊直弼さんの家系)由来の笛袋 等の 非常に貴重な品々と共に、古い着物からお洋服へ、古い着物を組み合わせて新しい着物へなど、(決して普段着にではなく、共に格調高いものへ)を取り揃えました。 

”よみがえり”というコンセプトに沿った 数々の品物を見ながら、そこにある優れた技術、日本人の美意識に酔いしれた時間を過ごしました。 

どれもこれも簡単にお借りしたり、見ることの出来ないものばかり・・・ ご協力いただいた関係者の皆さん本当にありがとうございました。

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 四時から六時までの一般公開時間にも沢山の方が来てくださいましたが、 六時からの食事も30名を越える方々とご一緒でき、和やかな時間を過ごしました。 その後、つたない説明にも関わらず、私のした説明を一生懸命聞いていただき本当にありがとうございました。 そして、その後40分程でしたが・・・その時間が彩匠の本領発揮でした。 展示してあった着物たちを、降ろして・・・ そう! 皆で交代に羽織ってみました。 復刻の着物も、 古い着物を仕立て直した着物も、 皆交代に着てみて、「きものはやっぱり着てみないと本当の良さはわからないね!!」と実感です。 本当にそうなんです。 普通ではあり得ない事でしょうが・・・ 呉服屋さんと着物学院の違いかもしれませんし、ひょっとしたらうちだけかも知れませんが・・・ こんな状況を理解して、OKをもらってお借りしているので、彩匠の会では普通のことなんです。

30名近くの着物姿、それだけで圧巻ですが、それぞれが自分らしく素敵な装いができるのはこういうことの積み重ねです。 

そして会は8時終了。 そこから一時間で片付けを終了させないといけないのですが・・・ ここも彩匠の素晴らしいと言うか、本当にありがたいところですが・・・ 多くの生徒さんが自発的に残って、片づけを手伝ってくださいます。 今年は30分程で片付いてしましました。 早かった~! 皆本当にありがとうね。 何よりも感謝です。 

今日までのお稽古で、「先生お疲れ様~ すごく良かったです。 楽しかった!」 とか、「勉強になりました。」等々の感想・・・ 嬉しい~!! でも既に、来年何をしようかな・・・と不安と言うかあせりと言うか・・・(めっちゃ小心者かも) ホッとするものつかの間ですが、みんなの喜んでくれる顔を見ると・・・ 頑張るぞ!! と思うのです。

今回も多くの方々の、善意・協力があって実現できた会です。 関係者の皆さん本当にありがとうございました。 感謝感謝です。 どうぞこれからもよろしくお願いしますね。