展示会

        

6月5日(火曜日)

昨日までの夏のような晴天とはうって変わって、梅雨がそこまで・・・って感じの空模様。 梅雨の季節も「恵みの雨」なのですから、大事なんですが、晴れの国の晴れ女、苦手な季節がやってきます(笑)

さて、先日彩匠では毎年恒例の夏物・単衣の彩展(いろどりてん)開催しました。 年々夏物単衣の生産量は減り、いい物を寄せて学ぼうとするウチの展示会では、商品構成が難しくなっています。が、今年もお取引先が皆さん頑張って下さって、多くの素晴らしい作品を見せていただく事が出来ました。 本当にお取引先に恵まれています。感謝です!!

そして、その努力に報いるように、生徒さん一人一人が本当に一点一点を手に取り、質問して学んでゆく姿にも感謝です。 この姿なくして、作品が揃う事はないと思うのです。 作り手の思いや、努力、創意工夫や、受け継がれてきた知恵や知識、技術・・・全てが集約されている作品。一つ一つの作品から、どれだけ多くの事に気付き学べるか・・・ある意味真剣勝負の場でもあります(笑)

今年は、少しでも開場内の雰囲気を伝える事が出来たら・・・と思い、撮影隊を用意しました。 と云っても、我が父上様にお願いしたんですけどね。バタバタしていて、最近は写真を撮ることすら忘れていて、終わってからガッカリ、と云うか愕然としたりして・・・これはもう専門を置く方がいいかな!?と考えた次第です。

なので、開場内の様子が本当に沢山撮れています。

一日目の様子です。

                                                 

振袖用のお草履を頼まれていたので、そこから始まった今回の展示会。 ずーっと、ずーっと賑やかで笑いの絶えない一日でした。 はじめましてのお嬢さんも最初はビックリしたものの、自分がどんな着物が似合うのか、沢山のお母さん目線に見ていただけて、楽しかったようです。

二日目。彩匠の展示会は朝が早い! 10時スタートなんですが、10時には既に誰か必ずいるもんね(笑)

                                                           

なんと楽しそうな事。 女性って「綺麗になる」って事は本当に幸せな事なんだなあ~とつくづく思います。 作品についての説明を担当者が生徒さんと真剣勝負をしているなら、私と学院長は新しい魅力を引き出す装いを提案する事の真剣勝負です。 似合うものは当たり前、更に更に新しい魅力を開花させる事が出来るか・・・着物、帯、帯締め、帯揚げしっかりとコーディネートさせていただきます。 嬉しい顔が見れたらこちらも満足! 女性って正直なんですよ(笑)素敵に出来ると、何も言わなくても表情が全てを語ってくれますね。 周りの皆まで嬉しくなる! 勿論皆が買い物するなんて事はありません。美しい自分の姿にうっとり~な時間ですね!

さて、いよいよ最終日です。

                    

改めて三日間の写真を見て(カメラマンもずっと居たわけではないので、撮れてないシーンも沢山ありますが)・・・良かったなあ~と思いました。 学院長と一緒に彩匠を始める時に、「自分がされて嫌な事は、絶対にしない!」と決めてこの仕事を始めました。 展示会の時は、その信念が一番試される時でもあります。 当然展示会ですから、お取引先は売り上げが欲しい・・・私だって、彩匠の次を考えれば無いよりあった方がいい。でも、家族と一緒の生徒さんに無理売りは絶対したくない! お取引先にも、「くれぐれも展示会で売りつけるような事をしたり、言ったりしないで欲しい。無理なら取り引き出来なくても仕方ないから諦めます。」と伝えてあります。 しんどいとは思いますが、今のお取引先は皆その事を了承して下さっています。 皆が「行きたい!」と思ってくれる場所でなくては、何もなくなってしまいます。 今回ある生徒さんが「足の調子が悪いから、展示会お休みしようと思ってたけど・・・得損なうような気がするので、やっぱり行きます。」と言ってくださいました。 勿論、商品を買うとか買わないとかの得損なうではありません。 学院長と目指してきた展示会が出来ているのだなあと、皆の写真の中の真剣な顔、のめりこむようなしぐさ、そして何より多くの笑顔! 彩匠では、お取引先の担当者に自分を知ってもらう事がとっても大切な事です。 より素敵な自分に似合う物を持ってきて見せていただくためには、本当に買い物する時により良い物を見せていただく為にも・・・だから担当者の方々とも本当に仲良しです。 勿論生徒さん同士も、何でもハッキリ言っちゃいます。似合わなければ似合わないと言うし、持ってる物と似てるからいらないでしょ!とも言うし、素敵なら自分の事以上に喜ぶし・・・ 彩匠は本当に人に恵まれています。つくづく感じた三日間でした。 皆本当にありがとう! 感謝してます~!!!

 

 

 

3月5日(月曜日)

すっかりすっかりご無沙汰してしまいました。 もう更新されないのでは? 彩匠どうなってるの? ご心配をおかけしたかも・・・申し訳ありません。 大丈夫、彩匠はいつもと変わらず元気に日々を過ごしております。

一月は行く、二月は逃げるとは云うものの、本当にあっと言う間の二カ月でした・・・

例年通り一月には「成人式の着付け」「彩展・・・展示会」 二月には「認定式」「着付け師反省会」等の恒例行事を行い、生徒の皆さんはその間の日々もコツコツとご自身のお稽古を重ねておられます。

 

1月7日の倉敷市の成人式お直し会場にての写真です。 今年も例年通り、フォトショップや美容院、小売屋さんへ振袖の着せ付けに皆で手分けして伺いました。 私達は何人着せようが、目の前のお嬢さん一人一人、人生でたった一度の節目の装いのお手伝いをさせていただく、非常に責任ある仕事です。いつものように早朝からの着せ付けを終えて、お直し会場に駆け付けると・・・今までで一番!と思うほどごった返しているお直しのお部屋。 なんででしょうかね~ 今年はひどい着付けが本当に多かった。 「直せる」状態ではなく、「一から着せ直し」のお嬢さんが本当に多かった! 苦しい思いをしている子も多く、着物を好きになってもらいたい私達としては、何だか辛いような、腹立たしいような、とっても残念な状態でした。挙句一晩明けると「はれのひ」事件・・・ 何だかなあ~

 

1月20日~22日は恒例の展示会「彩展」開催しました!!今年も取引先の皆さんの大変な協力のおかげで、勉強になる作品が多数、必要な方はとってもいい物を手に入れる会を開催出来たのですが・・・なんと前代未聞、写真を全く撮っていませんでした! その事に気付いたのは、片付けが全部終わった瞬間。。。自分でもびっくりしてしまいました。 協力して下さったお取引先様・・・申し訳ありませんでした。 でも、会自体は盛況で、とっても楽しみながら、一人一人がしっかり勉強になった会だったと思います。ありがとうございました。

   

さて、2月の18日(日曜日)は彩匠にとって、一番大事な「認定授与式」がありました。

一年間の頑張りを皆に見てもらう会です。 それぞれの取得したお免状をいただいたり、皆の前で技術披露をしたり・・・

今年の目玉は男性のモデルを使った「男袴」の着せ付けと「花嫁」の着せ付けでした。

  

男袴練習してましたね(笑) 普段腰が曲がって(前かがみ)いるモデルの腰が伸びて、「背が高ッ!!」

 

花嫁の着せ付けは大仕事。割烹着を来て、汗をふきふき・・・でも見事な着せ付けを見せて下さいました。 男袴もスカッと着せれて、着せた方も着せてもらった方も楽しそうでした。

勿論他にも訪問着の自装を見せて下さった方の着付けも見事でしたし、今年の講師・着付け師による提案は「誂え」と題して、寸法を測る2通りの方法を詳しく勉強しました。 ゲームは「投壷」を模した遊びでしたが、汗をかくくらい皆楽しんだようです。

今年は来賓として、京都からF社長も列席していただき感謝です。 そして、寸法の勉強をする為に、ホテルのスタッフの方にモデルになっていただく・・・なんて傍若無人なお願い! それでも快く協力していただき、助けていただきました。本当にありがとうございました。 そしてスタッフの皆さんも・・・9月からの月2回のミーティングに参加して、協力していただいた方々、さらに当日だけの仕事なら手伝えます。と申し出て下さって手伝ってくれた皆さん。 美しい晴れ着に身を包みながら、こんなにテキパキと手伝ってくれる皆に本当に本当に感謝です。 ありがとね~! 沢山の人の支えがあって、彩匠は幸せだなあ~とつくづく思います。 ありがとうございました。

    

そして、一番最近は・・・ 2月25日(日曜日)の着付け師反省会です。認定式の一週間後と云う事もあって、参加人数は成人式に出向いていった人数の半分くらいでしたね。 写真の様子は反省会前の楽しいお食事風景(笑)

教室から比較的近い「バサラカフェ」さんでランチをいただきました。 思った以上に美味しく、思った以上にボリュームのあるお食事で、皆大満足でしたね。

でも、その後の反省会は・・・やっぱり厳しいものでした。 それぞれがそれぞれの持ち場で出来た事、出来なかった事、不足をこの一年でどうやって補ってゆくか。一人一人の考えを聞き、今年のお稽古方針を固めてゆく。 着付け師に必要なのは「想像力」想像力を駆使して、起こる事態にどう対処するか、どう技術を磨くのか、どんな準備をしてゆくのか。一人一人考えます。 人の経験は他人事ではない。自分の事として受け止めて、自分だったらどう対処するのか考える。 山ほど考えねばならない事があり、考えた結果行動しなければならない事がある。

「はれのひ」事件で改めて思う事は、着付け師は人生の節目のお手伝いをさせていただく仕事。 だからこそそこには大きな「責任」がある。その責任を軽視せず、その責任を果たす為に日々努力をする。 その「覚悟」が必要。そして何より、まさに人生の晴れの日のお手伝いが出来るまれにみる恵まれた幸せな仕事だと、そこに立ち会わせていただける「感謝」を持った着付け師になって欲しい。 彩匠の目指す着付け師像 又一緒に頑張ってゆく事を再確認した時間でした。

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9月1日(金曜日)

いよいよ今日から2学期の始まりですね。 今朝は涼しくて、まさに秋の訪れを感じました。まぁ昼間は暑いですけど(笑)

さて彩匠では夏の恒例になっている、上田紬の職人 「小山憲市さん」の個展を、今年も開催しました。 8月5日~7日の本当に暑い盛り!! 湿度の少ない長野から湿度の高い岡山に来るのは、ちょっと・・・いやかなりの勇気がいることと思います。 ありがたい事に個展も今年で3回目! 生徒さん達も小山さんにお会いするのを本当に楽しみにしています。 優しく暖かい人柄の小山さんですが、作品一点一点からもその人柄が十二分に伝わります。 あっ!最初に言っておきますが、小山さんの作品の暖かさ、力強さ、柔らかさエトセトラ・・・は残念ながら写真では伝わりません。実物を見てる者からすると、あきれるぐらいです。 写真だからなのか、作品だけだからなのか・・・

きっとそれは、小山さんの作品は「引き算」が成立してるからなんだと思います。

帯や小物そして何より「着る人」がいて初めて完成です! 衣装であるなら当たり前の事なんですが、これが非常に難しい!! でもとってもとっても大事な事なんです!

小山さんの着物を似合う人が着ると、とっても不思議な事が起こります。 粋な感じでありつつ優しい雰囲気。 かっこいいのに凄く可愛らしい。 相反するはずなのに一人の女性の中に眠っている、いろんな面を引き出してくれます。 そして見えてくるのは着ているモノではなく「お顔」です。 何だろう内面から光りだす感じがします。。。。 これは言葉で聞いても???ですよね(笑) 実際体験してみないとわからないんだと思います。 「オーバーなんだから!」そう思われても仕方ない・・・けど、体感してる方々は、日本全国沢山おられます! 現に我が彩匠でも、最高5枚小山さんの着物を持っている方がいますから・・・ これは、本当に凄い事だと思います。 それでも折角ですから写真を載せておきますね。

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見附に飾らせていただいた「付け下げ」一見大胆なようですが・・・羽織ってみるとこれが意外と着やすい!

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数点だけあった小山さんの帯。 折角なんで、着物とあわせて飾ってみました。

 

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昨年からのお約束だった「夏物」 彩匠の為にせっせと作りためて下さりお披露目でした。 「どうですか?」「まずここでの評価がとっても大事なんです!?」なんて、恐れ多い言葉に恐縮です! とってもとっても素敵でした!!私も欲しかったなあ~。軽くて優しくとっても涼やか・・・ 有りそうでない無い夏物の無地感、これは使いやすい出番の多い着物になる事間違いなしです!単衣と夏と両方着れるのも嬉しい!!

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「着物サロン」の本に掲載された作品も含め、小山さんのあったかい作品が沢山!! これだけ作りためるのがどんなに大変な事か・・・小山さんのお宅にお邪魔し、御家族にお会いし、そして仕事場にもお邪魔させてもらい、まさにどんなふうに一点一点作られているかを目の当たりにしている私には、本当に本当に感謝の言葉しかありません。 小山さん自身は勿論の事、お母様、奥様、御家族の皆様本当にありがとうございます。

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本当に時間のある時だけ・・・ ある意味奇跡の写真かも(笑) 一年間物作りに励んできた小山さんのお話は、本当に楽しく、ぐいぐい引き込まれます。 一点一点に込められた思いを聞くと、更にその作品は輝きを増す。魅力が増す。

最初は大人しくしている生徒さん達ですが・・・勿論彩匠の生徒です。 じっとなんてしていません。 はい!私と学院長にとっては戦場になります。 と言っても嬉しい喜びの多い、充実した時間。 自分自身の感性をためしながらのピンワークです。 生徒さん全てが、本当に沢山の作品を着て、あわせてみましたね。 一人2,3枚なんて可愛いものじゃない!小山さんの着物は特にピンワークしてみて、自分の一番を探しますもんね! そしてそうやって、とっかえひっかえしている姿をニコニコしながら見ている小山さん。 時には小山さんから「これを着て欲しい!」といわれる事も。 更に作り手のイメージをはるかに上回る着姿が出来あがって、本人より小山さんが喜んで下さったり! 勿論皆大興奮でしたね。 小山さんに言わせると、この時間が大事だそうで、次に作る物作りのヒントがいっぱいあるそうです。

「作り手と着る人が繋がり、着る人は自分が綺麗になれるものをみつけ、その過程が作り手の次の作品のもととなる。」

何とも贅沢で、幸せで・・・おこがましいけど、私の目標はこれです! 皆の笑顔があふれているこの空間。この輪をづっとづっと繋げていきたい・・・少しづつでいいから広げていきたい・・・ 今年も本当に暑い中で、熱い個展が出来て、皆様ありがとうございました。

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7月24日(月曜日)

毎日本当に暑い日が続きます。 ホント、ぐったりの日々です。皆様ご自愛くださいね。

さて、遅れ遅れの投稿になりますが・・・ 6月17日と18日の二日間は彩匠恒例の「勉強会」でした。 6月は毎年「講師」を招いて、しっかり勉強をさせていただきます。 今年は生徒さんや学院長の念願だった「博多織」についての勉強をしました。講師は博多織の老舗、「西村織物」さんから大番頭さんにお願いしました。毎年この勉強会の講師は、本当に本当に大変です。二日間ではありますが、一日目は朝昼晩の3回、二日目も朝昼の2回、合計5回の講義をしていただきます。それも各回2時間から3時間の真剣勝負です(笑) 生徒さん達の知識の深さは様々です。 そして来れるときに参加なので、講師の目の前にいる生徒たちはまさに毎回バラバラ・・・ 全ての生徒が理解できるように講義をする講師はそれだけでも大変な事です。(勿論毎回一緒に講義を受ける、先生や私は助け船を出しますが・・・) 挙句、うちの生徒は理解、納得できるまで聞きます(まあ、そのように育てたんですが・・・)本当に毎回講師の方には頭が下がります・・・というか上がりません!!

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そして、人間国宝の作品をはじめ、会場には沢山の作品が揃いました・・・ 王道のこれぞ博多!と云うものから、「えっ?これも博多?」と思う物まで本当にありがとうございました。 これら一点一点が講義が始まると、生きた教材に早変わりです。

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さあ、いよいよ一回目の講義が始まりました。 5人の生徒さん達は、年齢はもちろんお稽古の長さも様々です。 誰が緊張するって、講師が一番緊張しますよね(笑) 博多帯の歴史に始まり、柄の話や作る工程、紋紙などをはじめ様々な実物を見たり触ったりしながらの勉強は、本当に楽しそうです。 何でもそうですが、「最初」に考えたり、作りだしたり、試行錯誤をした先人は本当に凄い!! 最初は大人しげに座っていましたが・・・だんだんお尻が上がってきて、前のめりになって話を聞いています。 そして・・・気の知れた仲間同士ですから、『ちょっといいですか?』と前置きをしながら、質問がバンバン飛び交います。講師はなかなか思う順番で話が出来ない様で・・・御苦労さまでした!

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2回目 土曜日のお昼からの会は、お仕事帰りの方もいらっしゃいます。 この回には着付けを習い始めたばかりの方もいらっしゃいましたが、皆と一緒に真剣に学んでおられました。 博多の王道の柄「華皿」「独鈷」、言葉と柄はわかるけど、本物は?と言われると私自身も実物を間近で見たり、触ったりした事はありませんでした・・・が、今回は見るどころかしっかり触って・・・皆興味深々です。 目の前に実物をおいての織りの技法の話はとってもとってもわかりやすく、新鮮です! 手織りであっても、機械織りであっても織り始めるまでの機のしつらえは同じです。 その一例として、機の一部「筬」を手元で見せて頂きました。この細い一本一本に縦糸を通さなくてはいけません。「隣に入らん!」「3本ぐらいなら集中できるけど、その次は無理!!」「これだけでも神業だよ!!」様々な言葉が飛び交います。

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さてさて、三回目は夜の部です。 夜なので、どうしても毎回参加者は少ないのですが・・・「この時間しか来れない!」という方が毎年いらっしゃいます。 彩匠では例え一人であっても、学びたいと思う生徒さんがいらっしゃれば、会は開催します。 講師の方は3回目、疲れもあると思いますが、丁寧に頑張ってくださいました。 生徒さんも、お稽古を始めたばかりの方に加え、体調があまり良くなくて、お稽古をお休みしている方が、その奥様を気遣う優しい御主人と一緒に参加して下さいました。生徒さんの熱心な思いにも胸を打たれますが・・・その奥様が「ここに来ると前向きな気持ちが出て、力をもらうんよ。」と暖かい言葉と共に、奥様の気持ちを叶えるため寄り添っておられる御主人には、心の底から感動をおぼえ、お二人の愛情の深さにジーンとさせられます。。。。 電気が付いているとはいえ、やっぱり夜は細かな組織を見るのはちょっと不利です・・・ 眼鏡を使い組織を見るのに、二人とも・・・ 来年は手元のライトがいるなあ~ 博多織が、こんなに様々な組織を用いて織られている事に改めて驚かされました。織物って本当に奥が深いです。学べば学ぶほど自分の思っていた「博多織」って何だったのかと思ってしまいます。 職人さんに失礼だったなあ~と!! やっぱり勉強は大事ですね。

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さあ2日目のスタートです。 「良く眠れました?」という質問に、「バタンキューでした。」 「疲れたでしょう?」「いや、しっかり寝ましたから、大丈夫ですよ」と心強い言葉を頂き、4回目スタートです。 この回は彩匠の中でも「ベテランさん」が寄りましたね。小さい子供さんも一緒でしたが、慣れてしまえばお母さんもしっかり勉強できてます。 私は子供さんと一緒に遊んでました(笑) 流石ベテランです。質問も高度なものになり、講師の話ののみこみも速い!! なので講義の後で、それぞれが気になった物を見る時間もあります。柄付け、組織の話、格合わせ・・・いくらでも話は広がっていきます。 「博多織の機場にお邪魔したいです~」「いいですよ、是非来て下さい。」「目黒先生、OKだそうです。いつ行きますか?」 なんて、出かける話まで進んでいます! 苦笑いですが、現場にお邪魔する事は、学ぶ上ではとっても大事な事です。 自分自身の「五感」で感じる事が何よりの勉強になるからです。 職人さんには「邪魔」以外の何物でもないんですけどね・・・ 勿論私の頭の中にその計画はもともとあるんですが・・・(笑)

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最後の回です。 5回目! 生徒さんはお二人でしたが、共に口数は少ないものの、深く考えるタイプの方が寄りました。 講師も5回目になると、やっぱり上手になります。 とっても静かな回でしたが、真剣さはひしひしと伝わってきましたね。 「博多織は正直よ~。」という根拠の「色別証紙」ちょっと前からざっくり2色になっていて、残念!! でも、やっぱり元に戻そうという動きがある事も知りました。 職人さんはいつの時代も熱心に、真剣に物作りをしている・・・その思いにそれぞれがどう応えてゆくのか。 学んだ一人一人が考えてくれると思います。

5回もの講義、相手が様々なので、言葉を砕いたり、流れを変えたり、様々に気を使いながら講師の西山さん本当にありがとうございました。 お願いする方はのんきなんですが、実際に講義をして下さる方は、実は夜ホテルに帰ってからも、眠れてないのでは?と思います。 「どうやったらより解りやすいだろうか?」とかやればやるほど悩ませているんだと、5回全てを隣で聞きながら、思っています。 本当に本当にお疲れ様でした。 ありがとうございました!! 学んだ宝物を一人一人がしっかり生かしてくれたら嬉しく思います。 間で段取りをして下さったFさん、お手伝いして下さったK先生お疲れ様でした。 来年は・・・もう実は決まっています!楽しみにしていてください。

 

 

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6月30日(金曜日)

本日二つ目の投稿になります。

去る5月20日(土曜日)~22日(月曜日)まで彩匠恒例の「夏物・単衣 彩展」を開催しました。 年々夏物単衣、特に夏物に関しては生産数が減っていて、商品を揃えていただくのも一苦労、ましてや小売屋さんの開催する展示会もどうしても似たような日程になるので、メーカーさんや、問屋さんは本当に大変です。 そんな中でも彩匠の会場には、沢山の素晴らしい作品が並んで・・・なんてお礼を言ったらいいのか・・・と感謝の気持ちでいっぱいです。

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ハイ!! 着物・帯・小物に至るまで本当に沢山の作品が・・・本当にありがたいです。彩匠の展示会は、年に二回しかありません。 その展示会は、必要な方は買い物して下さればいいのですが、本来の目的は、沢山の本物を実際に見て、触って自分の感覚でわかるようになると言う事です。 さらに、自分の「好き」なモノが似合う人実際には少ない・・・なので沢山のモノを実際に当ててみて、顔映りを見て自分に本当に「似合う」モノを知る。目的はそこにあります。 職人さんが丹精込めて作り上げたものをちゃんと着るためには、着て出かけた先で、例え見ず知らずの方にでさえ、「綺麗だなあ~ よーく似合っている」と褒めてもらって完成です。 洋服ではあり得ない事ですし、下手したら今のご時世「セクハラ!?」なんて事にもなりかねませんが・・・着物を着ているとわりと普通にある事なんですよ。「いいもの見せてもらったわ!」とか「目の正月させてもらった。ありがとね。」なんて言われる事も!! なんだ、やっぱり皆着物好きなんじゃん!と思う瞬間です。 あ、脱線しました(笑)

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だから彩匠の展示会には、小さな子供さんがいても大歓迎です。だれか遊んでくれますし(笑) だから彩匠の展示会では皆が一列に並んで、プロの話を聞き入る、質問攻めにするなんて言うのも普通の光景です。 時間が経つと・・・会場の教室内は人でいっぱいになります。

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そして事務所の方では、誰かが草履をすげてもらっています。 彩匠では自分の足を見て、足に合わせて草履をすげてもらいます。 だから足が痛い!そんな草履を履いている人はいません。 世の中痛い草履で苦しんでる方、結構いらっしゃいますが!? 新しい生徒さんは目の前で見る草履のスゲに非常に驚いて、食い入るように見ておられます。が、これもまた彩匠では普通の光景です。

人が多くなると学院長と私は大忙し、写真は全く撮る事は出来なくなります。 柄の質問、織りの質問、染めの質問、TPOの質問、着物と帯と小物の格合わせなど・・・生徒さん達が、普段の勉強の中でもやもやしていた事が、腑に落ちる事が多いタイミング! とってもとっても貴重な時間なんです。 今回も本当に恵まれた時間を過ごす事が出来て感謝しています。 この恵まれた機会を用意して下さった、取引先の皆さん本当にありがとうございました。そして恵まれた環境を理解して、時間をやりくりして会に参加して下さる生徒さん達にも本当に感謝します。 皆さん本当にありがとうございました。

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